2024年4月8日

【同編成最後の検査か】東京地下鉄8000系8115Fが鷺沼検車区併設の鷺沼工場から検査出場

2024年4月8日、東京地下鉄8000系8115Fが鷺沼検車区に併設の鷺沼工場にて検査を受けて出場し試運転を実施しました。同系列は今年度事業計画において18000系の増備再開を発表しており、再び置き換えられることとなっていますので動向が注目されます。
▲18000系の増備再開で置き換えられる8000系。廃車の際は北館林荷扱所への自走回送のみで済むため注意が必要になる。現存するのは8101F8104F8106F8109F8110F8115F8116F8118Fの8編成(80両)である。
▲2024年度に再び増備される予定の18000系。現存する8000系と同じ8編成(18112F18119F・80両)が日立製作所笠戸事業所で製造される。以前は東日本旅客鉄道横浜線経由で東急電鉄長津田検車区へと搬入されていたが、今回もそうなるのだろうか。

8000系は2024年度事業計画において18000系の増備再開が発表されたことで再び置き換えられることとなっていますので、検査出場した8115Fにとっては最後の出場となる可能性があります。同編成は8105Fとともに、3色LED式の種別行先案内表示器を8103F8117Fに供出し(このあと3色LED式に戻された2編成が先に廃車となる)、代わりにその2編成から供出されたフルカラーLED式に換装されていました。種別行先案内表示器を相互に交換した4編成のうち、残っているのは結果的にこの編成だけとなっています。