2024年4月23日

【なぜか制御車だけ】東急電鉄5000系5114Fの両先頭車(クハ5114・クハ5014)が長津田車両工場に入場

2024年4月22日、東急電鉄長津田検車区所属の田園都市線5000系5114Fのうち、渋谷(DT-01,Z-01)寄り先頭車のクハ5114と、中央林間(DT-27)寄り先頭車であるクハ5014が所属先から7500系“TOQ i”に挟まれて長津田車両工場に入場しました。
▲田園都市線の5000系5114Fのクハ5114・クハ5014の制御車2両だけが7500系“TOQ i”に挟まれて長津田車両工場に入場した。東急電鉄では3020系3122Fのサハ3422に線路モニタリング装置を搭載したが、5000系ではどんな動きを見せるのだろうか。

通常の検査入場時はフル編成のままで自走回送して入場するので、両先頭車2両のみの入場を考慮すると何らかの改造工事が実施されるものと思われます。相互直通運転先の東京地下鉄半蔵門線のワンマン運転導入に向けた準備工事なのでしょうか。今年度は半蔵門線のホームドア未設置駅にホームドアを設置する予定であることから、半蔵門の全14駅へのホームドア設置完了を見据えた工事の可能性があります。なお5000系5114Fにはもともとの6扉車を置き換えた4扉車の中間付随車が組み込まれていますが、線路モニタリング装置搭載であれば、通常は付随車に設置するので、両先頭車だけというのが謎ですが…。