2022年6月11日

【3色LEDの8000系消滅】東京地下鉄8000系8117Fが北館林荷扱所に自走回送される

2022年6月10日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8117Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われます。これで8000系の廃車は8108F以来で約1ヶ月ぶり、通算5編成目となります。
▲廃車除籍処分のため北館林荷扱所へ自走回送された8000系8117F。この編成の廃車除籍で3色LED式の8000系が消滅した。今年度は18000系が5編成が導入されることとなっており、すでに18105Fが営業運転に投入されている。
▲18000系は現時点で6編成(60両)が登場・納車されている。今年度分はあと3編成の導入が予定されているが、この先も増備は続きそうだ。

同編成は種別行先案内表示器がフルカラーLEDに変更されていましたが、先に廃車除籍処分となった8103Fとともに3色LED式に戻され、逆に8105F・8115Fの種別行先案内表示器がフルカラーLED式となっていました。なお8117FではB修繕工事の際に17インチワイドの車内LCD式旅客案内表示器を2画面設置しています。これで8000系の廃車は通算5編成目(残り14編成)となり、3色LED式で残っている8000系は消滅します。この次に落ちる編成が予想できないため、運用が限定されている東急電鉄8500系8637Fよりも早めに8000系の記録をとるようにしましょう。いずれにしてもどの編成が落ちてもおかしくはないですからね。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年6月10日現在
《現役》10両14編成(140両)
    …8101F・8102F・8104F~8106F・8109F・8110F・8112F~8116F・8118F・8119F
《廃車》10両  5編成(  50両)
    …8103F・8107F・8108F・8111F・8117F