2022年6月22日

【2両ずつの旅立ち】小田急電鉄1000形1061F(レーティッシュ・4両固定編成)のクハ1061・デハ1011が陸送される

2022年6月14日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形レーティッシュカラーの1061Fのうち、クハ1061・デハ1011の2両が6月22日に車体を2分割にされ、トレーラーで北館林荷扱所に陸送されました。
▲元千代田線直通対応車両で初の廃車除籍処分となった1000形1061Fのクハ1061・デハ1011が大野総合車両所から旅立った。

この編成は6月4日の展示のあと13日まで運用され、14日に大野総合車両所に臨時回送されて廃車除籍処分となりました。なおこれまでのレーティッシュカラーの編成と異なり、クハ1061の前面部の車番部分やロゴマークはレーティッシュとほぼ同じ赤色のテープで隠されていました。なおこの1000形1061Fは4000形に置き換えられるまでに4両+6両の組成で東京地下鉄千代田線にも直通していた編成でもあります。なおすでに解体線にはデハ1111・クハ1161が搬出のための準備を行っているものと思われ、早ければ今週中に旅立ちそうでしょうか。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年6月22日現在 合計120両/全体196両
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
1063F1064Fは編成禁止ラベル貼付により箱根登山鉄道専任運用で活躍中

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…3編成(18両)
内訳…
1251F1253F1254F

*10両固定編成…7編成(70両、リニューアル60両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
※1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…72両 ※搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計64両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1901・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)・元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)