2022年6月6日、相模鉄道20000系8両固定編成(21000系)の21102Fが相鉄本線内で試運転を実施しましたが、このときの海老名(SO-18)・湘南台(SO-37)寄り先頭車のクハ21802に注目が集まりました。
▲クハ21802に『101』と『8 CARS』と書かれたステッカーを掲出し試運転を実施していた20000系8両固定編成(21000系)の21102F。この系列は今年度・来年度も増備が予定されていて、最終的な在籍数は10両固定編成(7編成)を2編成上回る9編成の導入となるようだ。
この編成では海老名・湘南台寄り先頭車のクハ21802の前面部に『101』のステッカーと、『8 CARS』のステッカーが貼付されており、乗り入れ先路線となる東急電鉄目黒線などに対応する両数ステッカーなどを掲出した状態での試運転目的と思われます。東横線に直通する10両固定編成と識別するため『8 CARS』ステッカーはわかりますが、『101』は一体何の意味があるのでしょうか。おそらくですが同じく相模鉄道に乗り入れている東日本旅客鉄道E233系7000番台のATACS搭載による“ID-31”(宮ハエ101編成の場合の番号)のような役割の可能性がありそうです。試運転当該編成の21102Fは8両固定編成の2番目ですが、『101』という表記に少々違和感を感じました。編成の識別番号の場合は21102Fは『102』になると思います。なお横浜(SO-01)寄り先頭車には何も施工されていませんでしたので、一時的な試験と思われます。ただし『8 CARS』のステッカーは今後貼付されそうですね。次に出場する21105Fから『8 CARS』ステッカーを掲出して登場するのか注目されます。