2022年6月15日

【2両固定の3色LED消滅】西武鉄道2000系2503Fと2413Fが横瀬車両基地に廃車回送される

2022年6月15日、西武鉄道新宿線南入曽車両基地に所属していた2000系2503F(4両固定編成)と2413F(2両固定編成)が横瀬車両基地に自走回送されました。40000系投入に伴う廃車解体処分に伴うものと思われます。
▲旧タイプの2000系は2両固定編成で唯一種別行先案内表示器が3色LED式の2413F(写真右端)が当該に。なお新宿線内と池袋線内は2413Fではなく2503Fが先頭に立ち、飯能(SI-26)からは2413Fが先頭に立つ形となっている。
▲今年度も増備される40000系。今週末には川崎車両株式会社兵庫工場から1本が甲種輸送される予定となっている。

旧タイプの2000系のうち2413Fは2両固定編成で唯一種別行先案内表示器が3色LED式となっていました。これで2000系の3色LED式の編成は2027F(6両固定編成)のみとなり、それ以外は方向幕式かフルカラーLED式の編成のみとなります。なおこれまで2両固定編成と4両固定編成が廃車除籍処分となる場合、2両固定編成が飯能まで先頭に立ち、飯能から4両固定編成が先頭に立つように組成されていましたが、今回は4両固定編成の2503Fが飯能まで先頭に立ち、2413Fが飯能から先頭に立つ形に変更されました。2両固定編成は1M1Tのため、飯能から横瀬車両基地までは4両固定編成が先頭に立つように組成されていましたので、驚かれた方もいるのではないかと思います。なお前回の2059Fの廃車除籍処分で新宿線の2000系8両固定編成でひし形パンタグラフの編成が消滅しています。