2022年6月9日

【唯一のVVVFインバータ車】東武鉄道200系251Fが北館林荷扱所に自走回送される

2022年6月7日、東武鉄道の特急『りょうもう』向け200系251Fが所属先の南栗橋車両管区館林出張所から北館林荷扱所まで自走回送されました。500系“Revaty”への置き換えによる廃車除籍処分と思われます。
▲200系で唯一のVVVFインバータ車の251Fが約24年で廃車となった。この編成は30000系31602F(森林公園研修区所属)のように日立製作所製IGBT素子と東芝製IGBT素子(1両のみ)の両方を搭載するレア編成であった。

同編成はすべて電動車となっている編成と異なり、同系列で唯一の制御車(クハ251-1・クハ251-6)と付随車(サハ251-4)があり、森林公園検修区に所属している30000系31602F(この編成は31402Fとの固定編成となっている)と同じ制御装置を搭載し、モハ251-2・モハ251-3は日立製作所製IGBT素子、モハ251-5は東芝製IGBT素子(PMSM)のVVVFインバータ制御となっていました。側面部の行先案内表示器はLED式となっていました。クハ251-6の連結器カバーが外れて連結器がむき出しであるため廃車解体処分になるものとみられます。これで200系の在籍数は7編成(42両)となります。