2022年6月14日より、小田急電鉄4000形4055F(旧東急車輛製造1次車)が編成を分割され、大野総合車両所の68番・69番構内留置線にそれぞれ留置されています。車内照明のLED化はされていますので、東日本旅客鉄道常磐緩行線のワンマン運転対応工事施工と思われます。
▲2022年度では4000形4055Fに続いて2本目となるワンマン運転対応化工事施工となる4054F。工事施工後はこれまでの施工編成と同様に車内防犯カメラが設置される予定だ。
▲6月11日の大野総合車両所再出庫で定期回送となり東京地下鉄千代田線列車から運用復帰を果たした4000形4055F。
4000形のワンマン運転対応化工事は通算6編成目(今年度分は2編成目)となります。昨年度は4051F・4052F・4053F・4064Fの4編成、今年度は4055Fに施工されました。なお4055Fはすでに運用復帰していますので、その編成と入れ替わるようにして入場した形です。今回の4054Fでは車内照明は交換済み(未交換は4062F・4063F・4064F)ですので、ワンマン運転対応の工事のみで済みそうです。今年9月で就役15年となる4000形ですが、2007年の就役当時から比べると細かい部分で姿を変えています。なお今年度からリニューアル更新工事の施工が発表された3000形は車内防犯カメラの設置はしないのでしょうか。