2022年6月2日、東日本旅客鉄道185系0番台宮オオC1編成(クハ185-2以下5両)が大宮総合車両センター構内で中間付随車(サハ185-1)を抜き取り、宮オオC2編成(クハ185-4以下5両)の中間電動車(モハ185-8+モハ184-8の1ユニット)を組み込み、新たに6両固定編成に組成されました。200番台宮オオB6編成に代わり団体専用列車に使用されるものと思われます。
▲185系の廃車解体処分が進むなか、同系列で新たに6両固定編成に組成されたC編成が登場した。C編成の6両固定編成は初めてである。種車は付属編成トップナンバーの宮オオC1編成で中間付随車の代わりに元宮オオC2編成の中間電動車が転用された。
今回出場した6両固定編成の宮オオC1編成は元11号車(新1号車)寄りからクハ185-2+モハ184-8+モハ185-8+モハ184-4+モハ185-4+クハ185-102となっており、クハ185-2の次位に連結されていたサハ185-1が抜き取られ、そこに元宮オオC2編成から抜き取った中間電動車ユニットが組み込まれています。このため編成から抜き取られた宮オオC1編成のサハ185-1と宮オオC2編成のクハ185-4・サハ185-2・クハ185-104が余剰となり、この4両はすべて大宮総合車両センター構内で廃車解体処分になるものと思われます。これにより5両固定編成が消滅することとなりました。185系0番台付属編成は長野総合車両センターまたは郡山総合車両センターに配給輸送された編成がいますが、宮オオC5編成(クハ185-10以下5両)のように大宮総合車両センター構内で解体処分となった編成がいるようで、いつの間にか5両固定編成が消滅となっている状況です。宮オオC1編成は宮オオB6編成に代わって団体専用列車に起用されるものと思われ、6月4日・5日の『鉄道開業150年記念 185系で行く貨物線の旅』に宮オオB6編成に代わって使用される可能性が出てきましたね。宮オオC1編成の団体専用列車での姿、面白そうですね。