2022年6月5日

【珍しい方向幕も】小田急電鉄1000形1058F・1061Fを並べた『赤い1000形プレミアム撮影会』開催

2022年6月4日、小田急電鉄1000形1058F・1061F(いずれもレーティッシュカラー)の2本を並べた『赤い1000形プレミアム撮影会』が海老名検車区東側で行われました。これは両者の運用が111運用・114運用となったために実現したものです。
▲箱根登山鉄道専任となる1000形レーティッシュカラーが38番構内留置線(1058F)・39番構内留置線(1061F)で並べられ、1061Fでは種別行先案内表示が希望に応じて変えられた。

1000形レーティッシュカラーは1編成が引退する(廃車除籍処分になる)ものと思われ、いずれもイベント終了後に大野総合車両所に自走回送されそうです。1058Fの種別行先案内表示は『各駅停車 箱根湯本(OH51)』で固定されましたが、1061Fは元東京地下鉄千代田線直通対応車両ということもあり、千代田線の行先表示も入っていて、『急行 北千住(C-18)』、『急行 綾瀬(C-19)』、『急行 箱根湯本(OH51)』のほか、以前新宿(OH01)発着での設定があった『準急 新宿』も表示されたほか、同形式が通常充当のない種別、下り列車の設定がない『通勤準急 伊勢原(OH36)』が表示されました。『急行 箱根湯本』『準急 新宿』は私にとっては非常に懐かしい表示ですね。『急行 箱根湯本』は箱根登山鉄道線の小田原(OH47)~箱根湯本間がロマンスカーを除き、4両固定編成に切り替わるまでの2008年3月のダイヤ改正まで6両固定編成が乗り入れていた時に見られた行先です。新宿発着の準急は2018年3月のダイヤ改正まで設定されていた列車であり、当時は新松田(OH41)発着もありましたね。現在はすべて東京地下鉄千代田線直通列車となっており、向ケ丘遊園(OH19)以西の準急は平日夕ラッシュ以降のみとなっています。