2024年7月2日

【西武鉄道初のサステナ車両】元小田急電鉄8000形8261Fが西武鉄道武蔵丘車両検修場に転用改造工事施工で入場か

2024年5月に小田急電鉄海老名検車区から西武鉄道小手指車両基地へと甲種輸送され、基地構内で自走試験を行っていた元小田急電鉄8000形8261F(6両固定編成)が6月30日終電後に武蔵丘車両検修場に自走回送され入場しました。同形式が西武鉄道の線路上を自走するのは初めてのことで、譲渡後の本格的な改造工事が実施されるものと思われます。
▲西武鉄道池袋線・狭山線の電車が所属する小手指車両基地構内で自走試験を実施していた元小田急電鉄8000形8261F(6両固定編成)。小田急電鉄時代の姿は見納めとなり、国分寺線での営業運転投入に向けた本格的な転用改造工事を受けるものと思われる。
▲小手指車両基地構内での試験走行の際には小田急電鉄時代に現在のダイヤでも実際にある行先で見られた『急行 本厚木(OH34)』などを表示していた。国分寺線では各駅停車のみの運用となることから、種別表示がどうなるか(種別と行先をしっかり表示するか、行先だけの表示に改修するか)が気になるところだ。

同車両は西武鉄道譲渡後に小手指車両基地に留置され、小田急電鉄時代の姿のままで試験的に走行したため、点灯した種別行先表示も譲渡以前の小田急電鉄時代に実際に見られた種別行先となっていました。同形式が西武鉄道(池袋線)の本線上を自走するのは今回が初めてのこととなりますが、小田急電鉄時代の姿での自走は転用改造工事で武蔵丘車両検修場に入場する際に限られるものと思われます。なお飯能(SI-26)までは女性専用車ステッカーが残っているクハ8561を先頭に自走しましたが、同駅でスイッチバックする形がとられるため、飯能から先の区間は電気連結器を撤去したクハ8261を先頭に走行しました。先頭車の貫通扉にはカメラらしきものが設置されていました。なお5月19日から20日にかけて行われた西武鉄道への譲渡に伴う甲種輸送の様子が西武鉄道公式YouTubeにアップされていますので、そちらもぜひご覧いただければと思います。転用改造出場時にはどのような姿を見せてくれるのでしょうか。小田急電鉄時代の車体色(アイボリーとロイヤルブルー帯)は維持されるのでしょうか。

【サステナ車両の8000形の編成組成】左側が飯能寄り
クハ8561+デハ8511+サハ8461+デハ8311+デハ8211+クハ8261

2024年7月1日

【悲劇はその後に…】『ロマンスカーEXEαで一夜を明かすナイトツアー』使用編成がまさかの人身事故当該に…

2024年6月29日から30日にかけて、小田急電鉄ロマンスカー“EXEα”30000形を使用した『ロマンスカーEXEαで一夜を明かすナイトツアー』が開催され、これに伴う特別団体専用列車に30052F+30252Fが充当されました。しかしこれが30日夕方の人身事故の当該編成となってしまい、7月1日と2日の一部ロマンスカーが運休となる事態となっています。
▲先月29日から30日の『ロマンスカーEXEαで一夜を明かすナイトツアー』による特別団体専用列車に充当されたロマンスカー“EXEα”30000形30052F+30252F。30日は夕方からの土曜休日N44N64運用に充当されたが、そこでまさかの人身事故当該に。

特別団体専用列車に使用された30052F+30252Fは29日は土曜休日N41N61運用の充当であったため、0907レのあと入庫先を足柄(OH46)の構内留置線に変更し、土曜休日N43N63運用に充当の30054F+30254Fと交代する形で22時以降の特別団体専用列車に使用されたものと思われます。喜多見(OH15)では終電通過後に急行線に停車した30052F+30252Fの撮影会が行われたほか、成城学園前(OH14)3番ホームで停車して車中泊し、初電後に出発、秦野(OH01)1番ホームで折り返し、海老名(OH32)で終了となりました。当該編成は海老名検車区に入庫し、土曜休日N44N64運用充当のための準備を行い、最初の0177レのところで愛甲石田(OH35)~伊勢原(OH36)間での人身事故に巻き込まれたものと思われます。

この人身事故に伴う車両修理が必要となったため、7月1日と2日の平日N46N66運用が運休となることが発表されました。以下の当該上下列車が運休となっていますので、当該列車の特急券を事前に持っていた方は各駅で払い戻しを行ってください。現在は大野総合車両所に30056F+30256Fが入場中というのもありますが、人身事故でロマンスカーの一部列車が運休となるのは異例です。

【7月1日・2日運休列車】※7月3日運用を修正
《上り》0972レ0984レ0170レ0062レ0080レ
《下り》0371レ0059レ0903レ0915レ

【運休となる平日N46N66運用】
海老名検車区出庫
秦0000←海0000 9003レ
秦0606→宿0709 0972レ
伊0000←宿0000 9023レ
伊0000→厚0000 9004レ
厚0841→宿0927 0984レ
小1058←宿0940 0371レ
小0000→足0000 9014レ
足柄(OH46)構内留置線
小0000←足0000 9031レ
小1230→宿1345 0170レ
湯1527←宿1400 0059レ
小0000→足0000 9024レ(N46)
足柄構内留置線
小0000←足0000 9045レ(N46)
湯1552→宿1727 0062レ
小1901←宿1740 0903レ
小1911→宿2026 0080レ
秦2140←宿2040 0915レ
秦0000→海0000 9044レ
海老名検車区入庫

【7月26日は団体にも充当】小田急電鉄ロマンスカー“GSE”70000形の2024年8月分の運用を公表(2024年3月ダイヤ修正)

2024年7月1日、小田急電鉄が2024年3月16日ダイヤ修正時点における同年8月分の展望座席を備えるロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表を公表しました。同形式は2編成2運用で予備車両がないため、同形式の固定運用(土曜休日N31運用)以外は“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形(いずれも6両固定編成)で代走運用されることがあります。
▲展望席(1編成32席)を備えるロマンスカー“GSE”70000形70051F70052F。平日1運用は喜多見検車区に一旦入庫となる。両先頭車の進行方向側の展望席では争奪戦になるため、乗車予定日の1ヶ月前の予約をお勧めする。
▲運用予定表に黒丸がない列車は“EXE”・“EXEα”30000形または“MSE”60000形(いずれも6両固定編成)で代走運転される。充当車種は当該日程の1ヶ月前から“e-Romancecar”空席照会より確認できる。

両先頭車に展望席(16席ずつ)を備えるロマンスカーは2018年3月に就役した“GSE”70000形70051F70052Fで運用され、予定表では黒丸マークのついている列車に充当されます。列車番号から運用を表記しますのでご確認ください。2編成で2運用を回す関係で土曜休日N31運用のみ同形式が必ず充当される固定運用となりますが、それ以外は代走が出る場合があります。

2024年7月は4日・9日・17日に平日N32運用が他形式代走、26日に平日N32運用充当編成が『GSEで行く!車内BGMコンサートと電車基地を巡る旅』に使用される予定で、平日N32運用で代走が出るのは3日間だけです。一方の8月は8日・27日で平日N32運用に代走が出ますが、31日はなんと土曜休日ダイヤで久しぶりにN32運用が他形式代走になります。これまで土曜休日ダイヤでは2編成で運用されてきましたので、何らかの事情で2編成のうちの1編成が大野総合車両所に入場するのかもしれません。今回のN31運用(平日のみ)・N32運用で“EXE”・“EXEα”または“MSE”で代走となる日程には薄い灰色(見づらいと思いますがご了承ください)で表記します。代走運用の充当車種は当該日程の約1ヶ月前から“e-Romancecar”の空席照会で確認できます。

◆ロマンスカー“GSE”70000形の運用予定表◆
青色…平日 赤色…土曜休日 灰色…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転

【2024年7月】
01日…平日N31運用 平日N32運用 17日…平日N31運用 平日N32運用
02日…平日N31運用 平日N32運用 18日…平日N31運用 平日N32運用
03日…平日N31運用 平日N32運用 19日…平日N31運用 平日N32運用
04日…平日N31運用 平日N32運用 20日…土休N31運用 土休N32運用
05日…平日N31運用 平日N32運用 21日…土休N31運用 土休N32運用
06日…土休N31運用 土休N32運用 22日…平日N31運用 平日N32運用
07日…土休N31運用 土休N32運用 23日…平日N31運用 平日N32運用
08日…平日N31運用 平日N32運用 24日…平日N31運用 平日N32運用
09日…平日N31運用 平日N32運用 25日…平日N31運用 平日N32運用
10日…平日N31運用 平日N32運用 26日…平日N31運用 平日N32運用
11日…平日N31運用 平日N32運用 27日…土休N31運用 土休N32運用
12日…平日N31運用 平日N32運用 28日…土休N31運用 土休N32運用
13日…土休N31運用 土休N32運用 29日…平日N31運用 平日N32運用
14日…土休N31運用 土休N32運用 30日…平日N31運用 平日N32運用
15日…土休N31運用 土休N32運用 31日…平日N31運用 平日N32運用
16日…平日N31運用 平日N32運用

【2024年8月】
01日…平日N31運用 平日N32運用 17日…土休N31運用 土休N32運用
02日…平日N31運用 平日N32運用 18日…土休N31運用 土休N32運用
03日…土休N31運用 土休N32運用 19日…平日N31運用 平日N32運用
04日…土休N31運用 土休N32運用 20日…平日N31運用 平日N32運用
05日…平日N31運用 平日N32運用 21日…平日N31運用 平日N32運用
06日…平日N31運用 平日N32運用 22日…平日N31運用 平日N32運用
07日…平日N31運用 平日N32運用 23日…平日N31運用 平日N32運用
08日…平日N31運用 平日N32運用 24日…土休N31運用 土休N32運用
09日…平日N31運用 平日N32運用 25日…土休N31運用 土休N32運用
10日…土休N31運用 土休N32運用 26日…平日N31運用 平日N32運用
11日…土休N31運用 土休N32運用 27日…平日N31運用 平日N32運用
12日…土休N31運用 土休N32運用 28日…平日N31運用 平日N32運用
13日…平日N31運用 平日N32運用 29日…平日N31運用 平日N32運用
14日…平日N31運用 平日N32運用 30日…平日N31運用 平日N32運用
15日…平日N31運用 平日N32運用 31日…土休N31運用 土休N32運用
16日…平日N31運用 平日N32運用

~~~~~~~~~~~★ロマンスカー“GSE”定期運用について★~~~~~~~~~~~
【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

【充当運用について】
  1. 運用番号は2024年3月16日ダイヤ修正時点のものを参考にしています
  2. 回送ルート・運用の流れは予想で、運用は平日と土曜休日で色分け済みです
  3. 回   送…回送列車、列車番号…定期特急列車(愛称不問)です

★平日N31運用(GSE/EXEEXEα/MSE)★
注意…“EXE”・“EXEα”または“MSE”で運転される場合あり
喜多見検車区出庫
藤0000←成0000 9001レ
藤0616→宿0724 0550レ
湯0922←宿0737 0301レ
湯0932→宿1105 0050レ
湯1253←宿1120 0771レ
湯1312→宿1445 0774レ
湯1625←宿1500 0061レ
湯1702→宿1828 0064レ
秦1942←宿1840 0907レ
秦0000→宿0000 9030レ
藤2217←宿2120 0689レ
藤0000→成0000 9048レ
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(GSE/EXEEXEα/MSE)★
注意…7月4日・9日・17日・8月8日・27日はEXE”・“EXEα”または“MSEで運転
喜多見検車区出庫
秦0000←成0000 9009レ
秦0630→宿0741 0974レ
成0000←宿0000 9025レ
喜多見検車区入出庫
成0000→宿0000 9026レ
江1725←宿1620 0501レ
江1746→宿1848 0502レ
小2019←宿1900 0909レ
小0000→足0000 9034レ
足柄構内留置線入出庫
小0000←足0000 9059レ
小2106→宿2219 0382レ
厚2314←宿2230 0923レ
厚0000→成0000 9056レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N31運用(GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
小0000←成0000 9013レ
小0827→宿0945 0360レ
湯1123←宿1000 0703レ
湯1138→宿1304 0102レ
湯1448←宿1320 0307レ
湯1514→宿1644 0306レ
湯1836←宿1700 0901レ
湯1845→宿2010 0060レ
江2120←宿2020 0687レ
江0000→成0000 9062レ
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(GSE/EXEEXEα/MSE)★
注意…8月31日はEXE”・“EXEα”または“MSEで運転
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 9003レ
厚0702→宿0745 0972レ
湯0924←宿0800 0053レ
湯0933→宿1106 0050レ
湯1301←宿1120 0305レ
湯1315→宿1445 0054レ
湯1628←宿1500 0067レ
湯1636→宿1805 0276レ
江1926←宿1820 0683レ
江2003→宿2105 0504レ
藤2217←宿2120 0689レ
藤0000→成0000 9072レ
喜多見検車区入庫
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☆参考資料☆
【平日上り】“GSE”が充当される可能性のある列車のみ抜粋
藤0616→宿0724 0550レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
秦0630→宿0741 0974レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯0932→宿1105 0050レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
湯1312→宿1445 0774レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
湯1702→宿1828 0064レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
江1746→宿1848 0502レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
江1941→宿2048 0506レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
小2106→宿2219 0382レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)

【平日下り】
湯0922←宿0737 0301レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
湯1253←宿1120 0771レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
湯1625←宿1500 0061レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
江1725←宿1620 0501レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
秦1942←宿1840 0907レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
小2019←宿1900 0909レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
藤2217←宿2120 0689レ GSE/EXEEXEα/MSE(N31)
厚2314←宿2230 0923レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)

【土休上り】
厚0702→宿0745 0972レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
小0827→宿0945 0360レ GSE固定運用(N31)
湯0933→宿1106 0050レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯1138→宿1304 0102レ GSE固定運用(N31)
湯1315→宿1445 0054レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯1514→宿1644 0306レ GSE固定運用(N31)
湯1636→宿1802 0276レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯1845→宿2010 0060レ GSE固定運用(N31)
江2003→宿2105 0504レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)

【土休下り】
湯0924←宿0800 0053レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯1121←宿1000 0703レ GSE固定運用(N31)
湯1301←宿1120 0305レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯1448←宿1320 0307レ GSE固定運用(N31)
湯1628←宿1500 0067レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
湯1836←宿1700 0901レ GSE固定運用(N31)
江1926←宿1820 0683レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)
江2120←宿2020 0687レ GSE固定運用(N31)
藤2217←宿2120 0689レ GSE/EXEEXEα/MSE(N32)

2024年6月30日

【特急『185』見納めか】東日本旅客鉄道185系200番台都オオB6編成が現時点で最後(?)の特急『185(いっぱーご)』に充当

2024年6月29日、東日本旅客鉄道185系200番台都オオB6編成が現時点で最後(?)の設定と思われる臨時特急『185(いっぱーご)』(9061M列車9062M列車)に充当され、伊豆急行伊豆急下田(IZ-16)まで乗り入れました。今後のこの同系列2編成の動向が注目されます。
▲東海道線横浜(JT-05)~伊東線伊東(JT-26)間を途中無停車(熱海(JT-21)と伊東線の一部駅で運転停車)で運転された臨時特急『185(いっぱーご)』。12日は新幹線リレー塗装の0番台都オオC1編成が、29日はストライプ塗装の200番台都オオB6編成が充当された。7月の臨時特急は20日と21日に充当予定の『谷川岳もぐら』・『谷川岳ループ』のみである。
▲臨時特急『185(いっぱーご)』は好評であったため、今春の臨時列車まで設定された。平日には川崎(JT-04)発着での設定があったほか、土曜休日には伊豆急行に直通し伊豆急下田発着での設定があった。また前面部・側面部は『臨時特急』の表示が基本的だが、ごくまれに『特急』単体表示での運転となることがあった。

この臨時特急列車は185系200番台都オオB6編成が基本的に充当され、一部日程では予備的存在の0番台都オオC1編成が充当されることがあり、平日に運転された『185(いっぱーご)』で充当されていました。6月8日と9日に団体専用列車『わんだフルTRAIN』(常磐線柏(JJ-07)~伊豆急行伊豆高原(IZ-06)間)と撮影会に0番台都オオC1編成が使用されたほか、集約臨時列車には200番台都オオB6編成が充当されるなど、185系の本当の引退が迫るであろうなかでの活躍とあって、今後の動向が注目されています。2021年3月まで特急『踊り子』などで活躍し、それ以降は臨時列車などで活躍を見せてきた185系ですが、2024年中に終焉を迎えることになってしまうのでしょうか。

2024年6月29日

【一定の役目果たす】東日本旅客鉄道255系、特急『わかしお』・『さざなみ』での定期代走運用を終了

2024年3月15日に定期営業運転を終了したものの、16日のダイヤ改正から東日本旅客鉄道の特急『わかしお』の一部列車および平日の特急『さざなみ』1往復にE257系500番台の代走の扱いで充当されていた幕張車両センター所属の255系(都マリ)が同年6月29日をもって定期代走運用を終了しました。
▲2024年3月のダイヤ改正で定期営業運転を終了した255系だが、実際は特急『しおさい』から撤退したのみで特急『わかしお』・『さざなみ』には代走扱いながら実質は営業運転を続けていた形になっていた。7月以降は房総地区方面への繁忙期・最繁忙期の臨時特急列車で運用される予定だが、今後の動向に注目だ。
▲255系は都マリBe-05編成が廃車除籍処分となり、9両4編成(36両)の在籍となっている。7月以降もこの系列の廃車が発生するのだろうか。臨時特急列車向けにどのくらい残すのかが気になるところ。
▲6月30日からは『さざなみ』『わかしお』の全定期特急列車がE257系500番台の5両単独運用となり、255系は『新宿さざなみ』『新宿わかしお』を中心とした臨時特急での運用がメインに。このため京葉車両センターでの疎開留置を除き京葉線には基本的に入線しなくなる。

255系は1993年7月の就役から約31年間活躍し、東日本旅客鉄道の特急形車両で初のVVVFインバータ制御の車両となり、東芝製GTO素子が採用されました(現在は日立製作所製IGBT素子に更新済)。同系列は4号車にグリーン車(サロ255形)を組み込んでおり、すべて普通車のE257系500番台と異なり、時刻表では『グリーン車指定席』と表記されているすべての列車に使用されました(ただしE257系5000番台の場合がある)。平日ダイヤでの代走運用最終日となった6月28日には特急『さざなみ』1往復と特急『わかしお』の一部列車での運用が終了となり、前者は1003M列車都マリBe-03編成1006M列車都マリBe-04編成が、後者は1053M列車1059M列車1065M列車(勝浦から5265M列車)・1062M列車1068M列車都マリBe-04編成1021M列車都マリBe-03編成が充当され、代走運用最終日の29日には都マリBe-04編成1055M列車1063M列車1058M列車1066M列車に充当されました。

2024年6月28日

【珍しいイベント】『初登場!足柄車庫での留置特急車両撮影会 運転台見学や小田原・開成車庫にも入線プレミアムツアー』開催へ

2024年6月27日より、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形4両固定編成・6両固定編成を使用し、開成(OH42)・足柄(OH46)・小田原(OH47)の留置線に入り、足柄構内留置線で撮影会となる『初登場!足柄車庫での留置特急車両撮影会 運転台見学や小田原・開成車庫にも入線プレミアムツアー』が8月4日に行われることとなり、それに伴うツアーが小田急トラベルより発売されています。
▲撮影会に使用されるロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形。開成の構内留置線での撮影会では“EXEα”のコンセント未設置の30051F30251Fが使用された。今回も再び“EXEα”となるのか、それとも2編成のみの“EXE”となるのか。イベント当日までのお楽しみだ。
▲最後の足柄から海老名までの移動は再出庫運用の都合(どちらも小田原方面へと回送する関係)から撮影会に使用したロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形ではなく、ロマンスカー“MSE”60000形6両固定編成を使用する。

今回のツアーでは0055レで解放された土曜休日N46運用の4両固定編成に乗車して小田原を出発し、構内留置線に入った後、回9016レを客扱いする形で開成まで走行し、10両編成3本(E14・E31・E72運用充当編成→E15・E32・E61運用充当編成)が停泊する開成構内留置線に入り、そこでは運転台の見学ができます。そして再び足柄まで移動した後、土曜休日N46運用の編成と土曜休日N66運用のロマンスカー“EXE”・“EXEα”を4両固定編成・6両固定編成にそれぞれ分割した状態で横並びに留置し(土曜休日N66運用の編成は所定の定期回送となる見込み)、非貫通先頭車と貫通先頭車をひとつのフレームに収められるようにします。なお足柄から海老名(OH32)までの移動はロマンスカー“MSE”60000形6両固定編成の貸切となり、土曜休日N72運用または土曜休日N75運用の編成を用いるものと思われます。

2024年6月27日

【施工13編成目】小田急電鉄4000形4061Fがワンマン運転対応&車内防犯カメラ設置車両となり運用復帰

2024年4月から小田急電鉄大野総合車両所68番・69番構内留置線にてワンマン運転対応工事と車内防犯カメラの設置工事を受けていた4000形4061F(旧東急車輛製造2次車)が6月27日の4316レ(平日C15運用)より運用に復帰しました。今年度は残る3編成にも施工されるものと思われます。
▲4000形4061Fがワンマン運転対応となり、車内防犯カメラの設置が行われた。車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様の更新が行われており、2022年度までにワンマン運転対応となった編成でも車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様への変更が大野総合車両所の一時期の留置期間中に実施されている。
▲残るワンマン運転非対応・車内防犯カメラ未設置の4000形は4062F4063F4065Fとなっている。次に編成を68番・69番構内留置線に分割されて留置された編成にワンマン運転対応工事と車内防犯カメラ設置改造が施工される動きになりそうだ。

4000形のワンマン運転対応化工事は4061Fで通算13編成目(今年度分1編成目)となります。今回も2023年度以降に施工された編成と同じ内容(ワンマン運転対応と安全確認モニターと『通行可』の表示器と車内防犯カメラの設置、車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様に更新)となっています。残るは4062F4063F4065Fですが、年度中に4編成ペースとなれば今年度までに完了する可能性が出てきました。4000形の車内LCD式旅客案内表示器がセサミクロ仕様になる前の姿も見納めとなるかもしれません。

【4000形のワンマン運転対応状況】※2024年6月26日現在
《施工済》13編成(130両)
2021年度…4051F4052F4053F4064F
2022年度…4054F4055F4056F4057F
2023年度…4058F4059F4060F4066F
2024年度…4061F
《施工中》  0編成(    0両)
2024年度…
《未施工》  3編成(  30両)
4062F4063F4065F

2024年6月25日

【珍しく単独で旅立ち】東日本旅客鉄道205系1100番台都ナハT19編成が郡山総合車両センターに配給輸送される

2024年6月25日、東日本旅客鉄道鶴見線向けの205系1100番台都ナハT19編成(クモハ205-1109以下3両)が疎開先の国府津車両センターからEF81形134号機に牽引され郡山総合車両センターまで配給輸送されました。廃車解体処分になるものとみられます。
▲鶴見線でE131系1000番台都ナハT1編成が営業運転に投入された当日に同系列と交代するまで運用されていた205系1100番台都ナハT19編成。同編成は南武線支線の205系1000番台と並ぶ形で2024年6月22日に鎌倉車両センター中原支所でイベント展示されていた。
▲鶴見線のE131系1000番台。205系1100番台の9編成(27両)より1編成少ない8編成(24両)で運用されている。E131系1000番台の営業運転開始に合わせて鶴見(JI-01)で車両交換の形がとられていた。

205系1100番台はこれまで2編成を連結した状態の6両で配給輸送されていましたので、単独での配給輸送は今回が初めてのこととなります。これで残る205系1100番台は記憶が正しいならば都ナハT15編成都ナハT17編成のみとなります。なお郡山総合車両センターでは仙石線で使用されていた205系3100番台の配給輸送が行われて一部編成が廃車となっており、205系の消滅が少しずつ近づいている印象です。鶴見線はE131系1000番台ですべて置き換えましたが、仙石線向けは一体どうするのでしょうか。

【205系1100番台在籍状況】※2024年6月25日現在
《在籍中》T15T17 《廃車済》T11T12T13T14T16T17T19

2024年6月24日

【回送を客扱い】『開成宿泊所で宿泊体験 夜から朝までの乗務員さんのお仕事を大公開!』ツアーで特別団体専用列車運転

2024年6月22日夕夜間から23日朝方にかけて、小田急電鉄の子会社の小田急トラベル主催の『開成宿泊所で宿泊体験  夜から朝までの乗務員さんのお仕事を大公開!』ツアー開催に伴い一部定期回送列車を客扱いした特別団体専用列車が運転されました。
▲6月22日の土曜休日N23N73運用(東京地下鉄千代田線に一切直通しない運用)に充当されたロマンスカー“MSE”60000形60051F+60255F。所定で0375レの折り返しとなる海老名検車区入庫の回9048レを特別団体専用列車として客扱いして走行した。
▲6月22日の土曜休日E31運用と23日の土曜休日E32運用に充当された3000形3081F(10両固定編成)。3173レ1173レの折り返しで開成(OH42)構内留置線入庫となる回9274レと翌日に構内留置線出庫の回9177レを特別団体専用列車として客扱いして走行した。

このツアーでは足柄(OH46)に近接の足柄乗務所、海老名検車区の見学、小田原(OH47)でのロマンスカー“EXE”・“EXEα”30000形の分割作業の見学のほか、運用終了後の入庫時および運用前の出庫乗務員の宿泊施設である開成宿泊所に宿泊する企画として行われ、海老名検車区見学のために海老名検車区に帰るロマンスカー“MSE”60000形60051F+60255Fを貸切にして客扱いしたほか、22日の土曜休日E31運用に充当された3000形3081Fの入庫回送と翌日の出庫回送を貸切にして客扱いしたことが挙げられます。なお現行ダイヤでの開成の構内留置線に入庫するのは最終的にE14運用・E31運用・E72運用充当編成となり、翌日のE15運用、E32運用、E61運用充当編成として出庫します。なお平日ダイヤではE61運用が最も遅い出庫となりますが、土曜休日ダイヤではE32運用が最も遅く出庫します。

2024年6月22日

【廃車解体の可能性は?】京王電鉄7000系7804F(4両固定編成)が若葉台検車区に回送される

2024年6月22日、京王電鉄7000系7804F(4両固定編成)が7704F(6両固定編成)を同伴して若葉台検車区に自走回送され、7804Fが若葉台検車区構内へと留置されました。それと入れ替わりに動物園線の予備車両でもある7802F(4両固定編成)が連結され、7704Fは高幡不動検車区に戻りました。4両固定編成の7804Fの動向が注目されます。
▲7000系は最初は8両固定編成から6両固定編成に短縮する関係から中間付随車のみの廃車であったが、ここ最近は編成単位での廃車が出ている。2代目5000系の追加増備や新たに2代目2000系の導入により7000系は短編成を中心に廃車が出る可能性が高い。

2024年度の事業計画ではリクライニング機能を備えた転換クロスシートの5000系2編成(5739F5740F)の増備、2026年度から2000系を4編成(40両)導入することが発表されており、この動きから7804Fは廃車解体処分となる可能性があります。なお新宿(KO-01)寄りに連結された7802Fはワンマン運転対応車両となっており、動物園線専任となっている7801Fの予備車両として機能していますが、動物園線予備の7802F7804Fの代替になる可能性があります。今回回送された7804FはVVVFインバータ制御方式に更新した際に車内案内表示器をLCD式に更新しましたが、17インチではなくパッとビジョンタイプのものが採用されたほか、種別行先案内表示器にフルカラーLEDが採用されていたほか、ドアランプが設置されていました。