2024年6月25日

【珍しく単独で旅立ち】東日本旅客鉄道205系1100番台都ナハT19編成が郡山総合車両センターに配給輸送される

2024年6月25日、東日本旅客鉄道鶴見線向けの205系1100番台都ナハT19編成(クモハ205-1109以下3両)が疎開先の国府津車両センターからEF81形134号機に牽引され郡山総合車両センターまで配給輸送されました。廃車解体処分になるものとみられます。
▲鶴見線でE131系1000番台都ナハT1編成が営業運転に投入された当日に同系列と交代するまで運用されていた205系1100番台都ナハT19編成。同編成は南武線支線の205系1000番台と並ぶ形で2024年6月22日に鎌倉車両センター中原支所でイベント展示されていた。
▲鶴見線のE131系1000番台。205系1100番台の9編成(27両)より1編成少ない8編成(24両)で運用されている。E131系1000番台の営業運転開始に合わせて鶴見(JI-01)で車両交換の形がとられていた。

205系1100番台はこれまで2編成を連結した状態の6両で配給輸送されていましたので、単独での配給輸送は今回が初めてのこととなります。これで残る205系1100番台は記憶が正しいならば都ナハT15編成都ナハT17編成のみとなります。なお郡山総合車両センターでは仙石線で使用されていた205系3100番台の配給輸送が行われて一部編成が廃車となっており、205系の消滅が少しずつ近づいている印象です。鶴見線はE131系1000番台ですべて置き換えましたが、仙石線向けは一体どうするのでしょうか。

【205系1100番台在籍状況】※2024年6月25日現在
《在籍中》T15T17 《廃車済》T11T12T13T14T16T17T19