2024年6月19日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-28編成(クハE217-28以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲EF64形1030号機に導かれて旅立ったE217系都クラY-28編成。先月中旬あたりからE217系の廃車解体の配給輸送実施のペースが頻繁になっている。
▲配給輸送を牽引したEF64形1030号機。E217系の最後まで残った編成までこのEF64形が配給輸送の担当となるのか。
今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独の廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われています。今回配給輸送された編成は1997年度に登場した5次車であり、約27年間の活躍でした。ここ最近のE217系の廃車が進んでいることもあり、E217系の記録の再開も考えなくてはいけません。