2024年4月から小田急電鉄大野総合車両所68番・69番構内留置線にてワンマン運転対応工事と車内防犯カメラの設置工事を受けていた4000形4061F(旧東急車輛製造2次車)が6月27日の4316レ(平日C15運用)より運用に復帰しました。今年度は残る3編成にも施工されるものと思われます。
▲4000形4061Fがワンマン運転対応となり、車内防犯カメラの設置が行われた。車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様の更新が行われており、2022年度までにワンマン運転対応となった編成でも車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様への変更が大野総合車両所の一時期の留置期間中に実施されている。
▲残るワンマン運転非対応・車内防犯カメラ未設置の4000形は4062F・4063F・4065Fとなっている。次に編成を68番・69番構内留置線に分割されて留置された編成にワンマン運転対応工事と車内防犯カメラ設置改造が施工される動きになりそうだ。
4000形のワンマン運転対応化工事は4061Fで通算13編成目(今年度分1編成目)となります。今回も2023年度以降に施工された編成と同じ内容(ワンマン運転対応と安全確認モニターと『通行可』の表示器と車内防犯カメラの設置、車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様に更新)となっています。残るは4062F・4063F・4065Fですが、年度中に4編成ペースとなれば今年度までに完了する可能性が出てきました。4000形の車内LCD式旅客案内表示器がセサミクロ仕様になる前の姿も見納めとなるかもしれません。
【4000形のワンマン運転対応状況】※2024年6月26日現在
《施工済》13編成(130両)
2021年度…4051F・4052F・4053F・4064F
2022年度…4054F・4055F・4056F・4057F
2023年度…4058F・4059F・4060F・4066F
2024年度…4061F
《施工中》 0編成( 0両)
2024年度…
《未施工》 3編成( 30両)
4062F・4063F・4065F