2023年12月20日に東急電鉄長津田車両工場に入場し、2024年5月30日に制御装置更新工事などを受けて出場した池上線・多摩川線向けの1000系元1022F(1500番台1522F)が、同年6月23日から『いけたまハッピートレイン』として運転することが発表されました。
▲1000系元1022Fから改造の1500番台1522Fが『いけたまハッピートレイン』として運転することとなった。このため長津田車両工場出場時の外観上は1500番台に改造される前の姿を維持しているが、新たな車番がテープなどで隠されている。なお同編成は雪が谷検車区でラッピング作業が行われている。
▲本来の1000系1500番台(写真は元1005Fの1505F)。主力車両の7000系に準じた帯色となっているが、1522Fの『いけたまハッピートレイン』では転用改造前から運用路線としている池上線のラインカラーのピンクと、多摩川線のラインカラーのえんじを帯色として採用しており、大小さまざまな水玉模様で表現したものとなっている。
純粋な1000系のリニューアル更新工事でVVVFインバータ制御装置の変更や内装の更新工事など受けて1500番台に改造された3編成目の1522F(元1022F)ではこれまでの1500番台とは異なり、『いけたまハッピートレイン』として運転するため、出場時に帯は7000系などと同じ緑基調のものとならず、1500番台改造前の帯のままであったため、動向が注目されていましたが、雪が谷検車区構内で帯の変更が実施され、池上線ラインカラーのピンクと、多摩川線ラインカラーのえんじを採用したものとなっており、6月23日の多摩川(TM-01)12時41分発の蒲田(IK-15,TM-07)行き列車(土曜休日25運用)から運用に入る見通しで、多摩川では出発式も行われるようです。出庫時の土曜休日25運用の編成から車両交換の形で運用に入るようでしょうか。