2024年6月14日

【ペースが早い】東日本旅客鉄道E217系都クラY-113編成・都クラY-133編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2024年6月12日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-113編成(クハE217-2013以下4両)と都クラY-133編成(クハE217-2033以下4両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機に牽引され所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分のためと思われます。▲EF64形1030号機に導かれて旅立ったE217系都クラY-113編成都クラY-133編成。これと入れ替わるようにしてE235系1000番台都クラJ-36編成が配給輸送されている。同系列の付属編成はあと10編成で導入完了だ。
▲配給輸送を牽引したEF64形1030号機。E217系の廃車解体処分とE235系1000番台の新製配置に伴う配給輸送列車牽引を引き続き担当している。

今回の配給輸送については夜間帯ではなく日中時間帯に運転されました。基本編成または付属編成2本の廃車の場合は長野総合車両センターへの配給輸送、付属編成単独の廃車の場合は東京総合車両センターへの自走回送(ドアステッカー類の撤去)で行われています。今回配給輸送された都クラY-113編成は1996年度に登場した3次車、都クラY-133編成は1998年度に登場した6次車であり、前者は約28年間、後者は約26年間の活躍でした。3次車までの付属編成はすべてのトイレが和式で製造されましたが、基本編成の1号車のトイレを和式から洋式に統一する際に組成変更がされたのは今回の配給輸送編成でいえば都クラY-133編成のみでした。