2024年6月6日

【貴重な姿になるか】小田急電鉄3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)、10両編成のE運用に充当

2024年6月5日より、小田急電鉄1000形1057F(4両固定編成)と3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)が大野総合車両所構内で組成され、6803レ(藤0555←大0530・平日E27運用)より運用されています。これまで相方は3276F(日本車両製造7次車・6両固定編成)が担当していたことから、3000形3270Fが10両編成のE運用に入るのは久しぶりです。
▲久しぶりのE運用充当となった3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)。同編成は5次車のためリニューアル更新工事の施工が予想され、その際には1000形4両固定編成との10両の組成が不可能になることから、記録しておくとよいだろう。
▲4両固定編成の1000形1057Fは3000形6両固定編成の3276F(日本車両製造7次車)と連結していたが、その相方が5次車の3270Fに変更された形だ。

3000形6両固定編成の3次車以降はリニューアル更新工事が進み、新宿(OH01)寄り先頭車の電気連結器が撤去され完全な固定編成と化すため、1000形4両固定編成(箱根登山鉄道専任を除く)および3000形6両固定編成(5次車以降)の10両は貴重な光景です。5次車ではリニューアル更新工事の進捗が予想されることから、リニューアル更新工事対象になるであろう5次車を最後の10両運用とばかりに充当させるのには何か意味があるのでしょうか。実際に3000形3271Fが久しぶりに10両編成のE運用に入ったものの、海老名検車区入庫のところ大野総合車両所に入庫に変更した際に解放されていることや、3269F(旧川崎重工業5次車)のリニューアル更新工事が完了間近であること(ただし今回は検査も控えている)などから、同編成の出場を待たずして入場する可能性もあり、今後の動きが気になるところです。