2024年6月29日、東日本旅客鉄道185系200番台都オオB6編成が現時点で最後(?)の設定と思われる臨時特急『185(いっぱーご)』(9061M列車・9062M列車)に充当され、伊豆急行伊豆急下田(IZ-16)まで乗り入れました。今後のこの同系列2編成の動向が注目されます。
▲東海道線横浜(JT-05)~伊東線伊東(JT-26)間を途中無停車(熱海(JT-21)と伊東線の一部駅で運転停車)で運転された臨時特急『185(いっぱーご)』。12日は新幹線リレー塗装の0番台都オオC1編成が、29日はストライプ塗装の200番台都オオB6編成が充当された。7月の臨時特急は20日と21日に充当予定の『谷川岳もぐら』・『谷川岳ループ』のみである。
▲臨時特急『185(いっぱーご)』は好評であったため、今春の臨時列車まで設定された。平日には川崎(JT-04)発着での設定があったほか、土曜休日には伊豆急行に直通し伊豆急下田発着での設定があった。また前面部・側面部は『臨時特急』の表示が基本的だが、ごくまれに『特急』単体表示での運転となることがあった。
この臨時特急列車は185系200番台都オオB6編成が基本的に充当され、一部日程では予備的存在の0番台都オオC1編成が充当されることがあり、平日に運転された『185(いっぱーご)』で充当されていました。6月8日と9日に団体専用列車『わんだフルTRAIN』(常磐線柏(JJ-07)~伊豆急行伊豆高原(IZ-06)間)と撮影会に0番台都オオC1編成が使用されたほか、集約臨時列車には200番台都オオB6編成が充当されるなど、185系の本当の引退が迫るであろうなかでの活躍とあって、今後の動向が注目されています。2021年3月まで特急『踊り子』などで活躍し、それ以降は臨時列車などで活躍を見せてきた185系ですが、2024年中に終焉を迎えることになってしまうのでしょうか。