2024年6月22日、京王電鉄7000系7804F(4両固定編成)が7704F(6両固定編成)を同伴して若葉台検車区に自走回送され、7804Fが若葉台検車区構内へと留置されました。それと入れ替わりに動物園線の予備車両でもある7802F(4両固定編成)が連結され、7704Fは高幡不動検車区に戻りました。4両固定編成の7804Fの動向が注目されます。
▲7000系は最初は8両固定編成から6両固定編成に短縮する関係から中間付随車のみの廃車であったが、ここ最近は編成単位での廃車が出ている。2代目5000系の追加増備や新たに2代目2000系の導入により7000系は短編成を中心に廃車が出る可能性が高い。
2024年度の事業計画ではリクライニング機能を備えた転換クロスシートの5000系2編成(5739F・5740F)の増備、2026年度から2000系を4編成(40両)導入することが発表されており、この動きから7804Fは廃車解体処分となる可能性があります。なお新宿(KO-01)寄りに連結された7802Fはワンマン運転対応車両となっており、動物園線専任となっている7801Fの予備車両として機能していますが、動物園線予備の7802Fが7804Fの代替になる可能性があります。今回回送された7804FはVVVFインバータ制御方式に更新した際に車内案内表示器をLCD式に更新しましたが、17インチではなくパッとビジョンタイプのものが採用されたほか、種別行先案内表示器にフルカラーLEDが採用されていたほか、ドアランプが設置されていました。