2024年6月19日

【EXEαのみ使用】小田急電鉄ロマンスカー“EXEα”30000形使用の営業列車が入らない“謎の線路”ツアー開催へ

2024年6月18日より、同年7月28日実施予定の小田急電鉄ロマンスカー“EXEα”30000形を使用した『今年はロマンスカー・EXEαで巡ります 営業列車が入らない小田急線“謎の線路”』の開催に伴うツアーが小田急トラベルより発売されています。予備相当編成か土曜休日N44N64運用相当の編成を送り込んで充当するものと思われます。
▲夏休みの親子連れにぴったり?7月28日に開催予定の『営業列車が入らない小田急線“謎の線路”』ツアーに使用されるロマンスカー“EXEα”30000形。喜多見検車区(唐木田出張所をも含む)、大野総合車両所はもちろん、経堂(OH11)・新百合ヶ丘(OH23)構内留置線や本厚木(OH34)の引き上げ線にも入線する。

始発駅は経堂で構内留置線にいったん入ったあと(その際に土曜休日E33運用の充当予定編成と並ぶ)、4番ホームから逆線出発の形で複々線を横断し、喜多見検車区唐木田出張所、新百合ヶ丘8番構内留置線、喜多見検車区、大野総合車両所、本厚木の引き上げ線と巡って、海老名(OH32)が終着駅となります。なお経堂では珍しく上りホームから逆方向に出発し、複々線を横断する形がとられることになります。このスタイルでの定期回送の出発がいくつかあり、例として平日ではE33運用が町田(OH27)まで回送、土曜休日ではE61運用が喜多見検車区入庫の回送で経堂の留置線で停車し、別の列車番号で喜多見検車区に入庫するパターンがあります。2024年3月のダイヤ修正前は4000形の固定運用でも経堂の留置線で停泊する運用がありました。複々線を横断した後は多摩線に入線して喜多見検車区唐木田出張所に入り、新百合ヶ丘では10両編成対応の8番構内留置線(7番構内留置線は8両以下に対応)に入ります。そして成城学園前(OH14)から連絡線を通り喜多見検車区に入るほか、検査場所でもある大野総合車両所にも入ります。本厚木まで進んだ後、上下線に挟まれた引き上げ線に入り、折り返して海老名で終了となります。海老名到着後は検車区に入庫し、土曜休日N44N64運用充当予定の編成の場合、夕方からの充当に備えて再出庫準備を行うものと思われます。

充当車両がロマンスカー“EXEα”30000形ということで、未更新編成2本はそのツアーに使用されない(営業運転に充当されるか予備車両になる)ものと見込まれます。