2022年8月20日

【1253Fに続く】小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のクハ1254・デハ1204が北館林荷扱所に陸送される

2022年8月9日に廃車除籍処分となった小田急電鉄1000形1254F(ノーマルドア・6両固定編成)のうちクハ1254・デハ1204が8月19日に車体を分割され、大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送されました。
▲廃車除籍処分となった1000形1254Fのクハ1254・デハ1204(手前2両)が大野総合車両所から北館林荷扱所へ旅立つ。7月に廃車除籍処分となった1253Fのデハ1403・クハ1453の陸送が完了する前にこの1254Fが廃車除籍処分となる珍しい状況であった。

このうちクハ1254は2020年8月に箱根登山鉄道運転再開記念で同形式レーティッシュカラーの全線運用に投入した際に相方として組んでいた1059Fのクハ1159と連結されていた車両ですね。オリジナルカラーとレーティッシュカラーの連結は昨年6月に廃車除籍処分となった1059Fと今回廃車除籍処分となった1254Fが初めてでしたね。なお今年9月3日の特別団体専用列車でオリジナルカラーとレーティッシュカラーの組み合わせが約2年1ヶ月ぶりに復活しますが、2020年8月に組んだペアがいずれも廃車除籍処分となったため、最後まで残った1058F1251Fのペアとなります。この次の陸送作業は1254Fのデハ1304・サハ1354となりますね。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2022年8月16日現在 合計108両/全体196両(休車中を除く・非リニューアル車10両)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(非リニューアル)、灰色…廃車予想編成
下線部は箱根登山鉄道専任運用編成(編成禁止ラベルあり)

*4両固定編成…8編成(32両、レーティッシュ4両)
内訳…1057F1058F1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…1編成(6両)
内訳…1251F

*10両固定編成…7編成(70両、大規模改造30両)
内訳…1091F1092F1093F1094F1095F1096F1097F
1095F以降は4両固定編成と6両固定編成を改造(1097Fは元1081Fの付随車も活用)。

*休車中(廃車予定)…4両
内訳…1062F

*廃車済…84両 ※廃車予定、搬出予定車両を含む、赤色…レーティッシュ
内訳
【編成単位で廃車】 合計76両
1051F(クハ1051・デハ1001・デハ1101・クハ1151)
1053F(クハ1053・デハ1003・デハ1103・クハ1153)
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1059F(クハ1059・デハ1009・デハ1109・クハ1159)
1060F(クハ1060・デハ1010・デハ1110・クハ1160)
1061F(クハ1061・デハ1011・デハ1111・クハ1161)
1062F(クハ1062・デハ1012・デハ1112・クハ1162)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1253F(クハ1253・デハ1203・デハ1303・サハ1353・デハ1403・クハ1453)
1254F(クハ1254・デハ1204・デハ1304・サハ1354・デハ1404・クハ1454)
1751F(クハ1751・デハ1701・デハ1801・サハ1851・デハ1901・クハ1951)
1752F(クハ1752・デハ1702・デハ1802・サハ1852・デハ1902・クハ1952)
1753F(クハ1753・デハ1703・デハ1803・サハ1853・デハ1903・クハ1953)
1754F(クハ1754・デハ1704・デハ1804・サハ1854・デハ1904・クハ1954)
1755F(クハ1755・デハ1705・デハ1805・サハ1855・デハ1905・クハ1955)
1756F(クハ1756・デハ1706・デハ1806・サハ1856・デハ1906・クハ1956)

【車両単体で廃車】 合計8両
クハ1155(元1055F)・クハ1255(元1255F)
クハ1081・デハ1031・デハ1131・デハ1331・デハ1431・クハ1481(元1081F)

2022年8月19日

【大野総合車両所入場】小田急電鉄4000形4056F(旧新津車両製作所製造1次車)、ワンマン運転対応化工事へ

2022年8月19日、小田急電鉄4000形4056F(旧新津車両製作所・1次車)が編成を分割され、大野総合車両所の68番・69番構内留置線にそれぞれ留置されています。車内照明はLED式に交換済みのため、東日本旅客鉄道常磐緩行線のワンマン運転対応工事施工と思われます。
▲(イメージ)4000形で唯一全車両が旧新津車両製作所、現在の総合車両製作所新津事業所で製造された4056Fが編成を分割された。ワンマン運転対応化工事施工の準備に入ったものと思われる。前回の4054Fと同様に、車内防犯カメラの設置などが行われるようだ。
▲2022年度では3本目、4000形では4051Fから通算6編成目となるワンマン運転対応化工事が施工された4054F。同編成は17日の4308レから営業運転に復帰している。
▲4000形ワンマン運転対応車の停車駅案内を表示する画面の右上、非常用ドアコックの上部に設置されている車内防犯カメラ(一部加工済)。1両あたり4箇所ずつ設置され、千鳥配置とされている。

4000形のワンマン運転対応化工事は4056Fで通算7編成目(今年度分3編成目)となります。昨年度は4051F4052F4053F4064Fの4編成、今年度はこれまで4054F4055Fに施工されました。なお4054Fはすでに運用復帰していますので、同編成と入れ替わるようにして入場した形です。今回の4056Fでは車内照明は交換済み(車内照明の未交換は4062F4063F4064Fのみ)ですので、ワンマン運転対応工事のみの施工とみられます。この形式は今年9月で就役15年を迎えますが、2007年の就役当時から比べると細かい部分で姿を変えています。ちなみに今年度からリニューアル更新工事の施工が発表された3000形では車内防犯カメラの設置には言及がありませんでしたが、設置されているのか気になるところではあります。

【4000形のワンマン運転対応状況】※2022年8月19日現在
《施工済》6編成(60両)…4051F4052F4053F4054F4055F4064F
《施工中》1編成(10両)…4056F
《未施工》9編成(90両)…4057F4058F4059F4060F4061F4062F4063F4065F4066F

【いよいよ消える“悲鳴”】京浜急行電鉄新1000形1041編成(8両固定編成)が東洋電機製IGBT素子に機器更新される

2022年8月18日、京浜急行電鉄ファインテック久里浜事業所に検査入場していた新1000形1041編成(3次車・8両固定編成)が出場し、試運転を実施しました。同形式の車体更新工事は今年度は4両固定編成のみの施工なので、制御装置更新工事のみが施工されました。
▲新1000形3次車の1041編成の制御装置がシーメンス製IGBT素子から東洋電機製IGBT素子に更新された。この編成の機器更新出場により8両固定編成でシーメンス製の制御装置を搭載するのはイエローハッピートレインの1057編成のみとなる。

今年度の事業計画ではシーメンス製IGBT素子で残る新1000形4編成24両に対して制御装置更新工事が施工されることとなっており、8両固定編成は基本的に制御装置更新工事のみ施工となっています。今年2月に検査出場した1445編成は制御装置の更新工事と車体更新工事を実施するためにすでに入場しており、シーメンス製IGBT素子を搭載する編成は4両固定編成では消滅していますので、最終的に1057編成のみとなります。1057編成はイエローハッピートレインとして運転されており、当該編成の運用はホームページで公表されていますのでそれを調べて狙うことができます。1057編成もいつ入場してもおかしくないと思いますので早めに録音をするようにしましょう。

【徐々に減る8000系】東京地下鉄8000系8113Fが北館林荷扱所へ自走回送される

2022年8月18日、東京地下鉄半蔵門線で活躍していた8000系8113Fが所属先の鷺沼検車区から北館林荷扱所へ列車番号49S表示で自走回送されました。同編成は廃車除籍処分になるものと思われます。これで8000系の廃車は8112F以来で通算7編成目となります。
▲廃車除籍処分のため北館林荷扱所へ自走回送された8000系8113F。フルカラーLED式での同系列の廃車は2編成目である。

同系列がフルカラーLED式の編成に統一されてからは8112F以来、2編成目の廃車除籍処分となります。同編成は修繕工事を受けた際に車内案内表示器が長方形のパッとビジョンタイプのLCD式旅客案内表示器を搭載していました。パッとビジョンを搭載する編成の廃車は実に車外の種別行先案内表示器がフルカラーLED式から3色LED式に戻されていた8103F以来のこととなります。これで8000系の廃車除籍は通算7編成目(残り12編成)となります。なお前回の8112Fでは列車番号のアルファベットミスがありましたが、今回はありませんでした。今回の8113Fは18000系18108Fの営業運転投入に伴って置き換えられたものとみられます。

【鷺沼検車区8000系の在籍状況】2022年8月19日現在
《現役》10両12編成(120両)
    …8101F8102F8104F8105F8106F8109F8110F8114F8115F8116F8118F8119F
《廃車》10両  7編成(  70両)
    …8103F8107F8108F8111F8112F8113F8117F

2022年8月18日

【3274F・3652F以来の交換】小田急電鉄3000形3653F(日本車両製造3次車8両固定編成)の車内照明がLEDに変更される

2022年8月17日、小田急電鉄3000形3653F(日本車両製造3次車・8両固定編成)の車内照明が蛍光灯からLEDに交換されたことが確認されました。3000形の車内照明の交換は同年2月の3274F(日本車両製造6次車・6両固定編成)・3652F(日本車両製造3次車・8両固定編成)で実施して以来約6ヶ月ぶりです。
▲8月14日から数日間、大野総合車両所構内での留置が続いていた3000形3653F(日本車両製造3次車・8両固定編成)だが、車内照明が従来の蛍光灯からLEDに変更された。同形式8両固定編成では3編成目の交換であり、8両固定編成の3次車は3編成すべてで交換された。

3000形全体での車内照明交換は1次車・2次車(すべて6両固定編成)で交換が完了しており、すでに3次車以降の交換が進められていますが、同形式では通算18編成目(リニューアル車の3265Fを含む、リニューアル更新工事施工中の3266Fを除く)、3次車以降では中間増備車の10次車(新製当初からLED照明)を除き、3274F3652F以来で5編成目、8両固定編成では3652F以来で3編成目の交換となります。リニューアル更新工事を受けている6両固定編成の3265F3266Fの2編成については工事施工とともに照明の交換も実施されているものとみられます。なお8両固定編成から増結して改造された10両固定編成(7編成)では車内照明が蛍光灯(5~7次車)とLED照明(10次車)が混在していますので、既存車両側での照明交換時の対応が気になりますねぇ。なお車内照明が交換された3653Fは18日の6402レ(平日B16運用・町0542→宿0646)から営業運転に入っています。

【3000形の照明交換状況】※2022年8月18日時点・中間増備車の10次車を除く
※次車ごとに表記するため、9次車以外は編成登場時の車番で記載
《LED照明に交換済》※リニューアル車を含む
1次車…3251F3252F3253F3254F
2次車…3255F3256F3257F3258F3259F3260F3261F3262F
3次車…3265F3651F3652F
4次車…なし
5次車…なし
6次車…3273F3274F
7次車…なし
8次車…なし
9次車…なし

《蛍光灯のまま未交換》
1次車…なし
2次車…なし
3次車…3263F3264F3266F
4次車…3267F3268F3654F3655F3656F3657F
5次車…3269F3270F3271F3272F3658F・元3659F
6次車…3275F・元3660F・元3661F・元3662F・元3662F
7次車…3276F3277F・元3278F・元3279F・元3664F・元3665F
8次車…元3280F・元3281F・元3282F
9次車…3091F3092F3093F3094F3095F(すべて中間増備車のみ)

2022年8月16日

【全編成が直通対応に】東急電鉄5000・5050系4000番台の相模鉄道直通対応工事が完了

2022年8月15日、東急電鉄5000・5050系4000番台4108F(10両固定編成)が元住吉検車区で相模鉄道直通対応工事を受けて出場、試運転を実施しました。これで同系列4の000番台は改造編成を含めて全編成が相模鉄道に直通できるようになります。
▲(イメージ)5000・5050系4000番台の全編成が相模鉄道直通対応車に。乗り入れ対応機器の追加設置などで一部の窓が封鎖されたため、場合によっては前面展望ができない場合がある。

相模鉄道直通対応の改造工事は目黒線向けの3000系全編成、5000・5080系全編成を対象に総合車両製作所横浜事業所などで施工されていますが、東横線向けの5000・5050系の一部にも施工されており、10両固定編成の4000番台はほとんどの編成で相模鉄道直通対応改造工事を元住吉検車区や長津田検車区で受けていました。4000番台最後の未対応編成であった4108Fが工事を受けたことで、4000番台は全12編成が相模鉄道直通対応になります。なお0番台は5167F・5168F・5169Fに施工されており、現時点で元5166F以降の増備車の一部編成に施工されているのみとなっています。0番台の相模鉄道直通対応をどのくらい準備するのか分かりませんが、総合車両製作所横浜事業所で施工するとなると車両輸送も必要なので、元住吉検車区や長津田検車区で施工してもいいと思います。なお目黒線側では東京地下鉄9000系の車両の一部など、6両固定編成で残る編成に対しては相模鉄道に直通しない運用での運用が予想されますが、東横線側では8両固定編成の相模鉄道直通編成は少なく抑えるのでしょうか。東横線と横浜高速鉄道みなとみらい線での運用も多くあることから、数編成用意することはあるものの、車番上は5165F以前の編成には直通対応工事は施工されない可能性があります。8両固定編成は動向に注意した方がいいですね。

【1区間乗車で最低500円】小田急電鉄、2022年10月1日から有料特急ロマンスカーの料金を改定(値上げ)へ

2022年8月15日、小田急電鉄が小田原線・江ノ島線全線と乗り入れ先路線で運転される有料特急ロマンスカーの快適な移動サービスを将来にわたって提供していくため、同年10月1日(の特急券発売分)より、東京地下鉄千代田線内を含む全区間における特別急行料金の改定と『チケットレス特急料金』の導入を併せて発表しました。これによって1995年以降に消費税導入や増税による転嫁分(の値上げ)を除き、利用促進策の実施や効率的な運営により低水準に据え置かれていたロマンスカーの乗車料金の値上げが行われることとなります。
▲現行ダイヤで定期営業運転に使用されるロマンスカーは写真上から“EXEα”30000形(写真は30051F+30251F)、“MSE”60000形(写真は60052F+60251F)、“GSE”70000形(写真は70051F)の3形式だ。このうち30000形にリニューアル更新工事が見送られている編成が2本ある(“EXE”として残る30055F+30255F30057F+30257F)。

これまで特急ロマンスカーは新型車両導入(2018年の“GSE”70000形の投入)による魅力向上や東京地下鉄千代田線に乗り入れるネットワークの拡充(2008年の“MSE”60000形の導入)、オンラインシステムでの予約導入・更新などによって上質かつ利便性の高いサービスを提供してきましたが、特急料金は1995年以降導入された消費税とその増税による転嫁分(による値上げ)を除いて利用促進策の実施や効率的な運営により低水準に据え置かれていました。2020年度以降に新型コロナウィルスが拡大し、これまでと打って変わって環境が大きく変化しました。このため車内サービスの見直し(“EXE”から“EXEα”へのリニューアル更新工事による座席数削減および荷物置き場の設置、車内販売の全列車廃止など)やダイヤ変更(平日朝ラッシュ時の増発や終電間際の運転本数の削減など)の効率化を図ってきました。ですがこの先もハイグレードな特急形車両を用いた全席指定制の快適な移動サービスなどを維持するため、今回の特急料金改定に至るわけです。なお現在の7区分における特急料金適用は2022年9月30日の終電までに1ヶ月先(同年10月30日運転分)までの特急券を購入した場合のみ(例・2022年9月30日に10月以降に乗車予定列車の新宿~小田原間の特急券を購入した場合は910円になる)で、9月中にオンラインサービスで予約した場合でも、10月以降に特急券を受け取る場合は新たな4区分における特急料金(例・9月30日までに予約した新宿~小田原間の特急券を10月1日以降に駅窓口や券売機で受け取る場合は1,000円)が適用されるので十分にご注意願います。ちなみに10月1日からMaaSアプリ“EMot”、EMotオンラインチケット、“e-Romancecar”、『ロマンスカー@クラブ』といったオンラインサービスで特急券を予約し購入した場合は新たに『チケットレス特急料金』を導入することにより、特急料金が通常よりも50円安くなります。

今回の特急料金改定では乗車距離(単位・km)に対する特急料金区分を現行7区分から4区分に整理して、①新宿(OH01)~相模大野(OH28)間②新宿~本厚木(OH34)・大和(OE05)間③新宿~秦野(OH39)・片瀬江ノ島(OE16)間④新宿~小田原(OH47)間に分けて特急料金を設定し分かりやすくしています。なお新宿~箱根湯本(OH51)間では④の新たな特急料金に箱根登山鉄道区間での特急料金(小田原~箱根湯本間の特急料金200円)を加算した1,200円となります。また特急券を持たずにロマンスカーに乗車した場合の追加料金も同時改定され、自社線内は310円から350円とし、東京地下鉄千代田線にまたがる場合は410円から450円となります。なお基本的には特急券は乗車前に購入することを強く勧めます。

自社線内のみの特急料金を見てみると、新宿~新百合ヶ丘(OH23)・相模大野間では500円、新宿~海老名(OH32)・本厚木間と新宿~大和間では650円、新宿~伊勢原(OH36)・秦野・松田(CB04)(東海旅客鉄道御殿場線の駅)間と新宿~藤沢(OE13)・片瀬江ノ島間は750円、新宿~小田原間は1,000円となります。なお松田は東海旅客鉄道御殿場線の駅ですが、運賃計算上は新松田(OH41)と同一駅扱いであるため、自社線内のみと同じ扱いになり、特急料金は新宿~松田間では750円となるわけです。その先の駿河小山(CB08)・御殿場(CB10)まで乗車となる場合は新宿~松田間の新たな特急料金に御殿場線内の特急料金(御殿場線内のみの乗車でも通常期の特急料金860円で、閑散期は線内特急料金-200円、繁忙期は線内特急料金+200円)が加わることで新宿~駿河小山・御殿場間は通常期で1,610円となります。また千代田線に跨る列車(主にメトロモーニングウェイ・メトロはこね・メトロえのしま・メトロホームウェイ)の場合は自社線内(成城学園前(OH14)~箱根湯本・片瀬江ノ島間)の特急料金に千代田線内の特急料金(360円)が加算されたものとなります。なお公式ホームページ内のニュースリリース及びインフォメーションのところから分かることですが、自社線内だけでたった1区間の短距離乗車であっても特急料金は最低でも500円はかかることをご留意ください。今回の特急料金の改定に伴って本厚木~小田原間(現行は520円)、相模大野~片瀬江ノ島間、新百合ヶ丘~大和間(いずれも現行は310円)のみに適用されていた特定特急料金は廃止となりますのでご注意。

個人的には全体的な値上げが目立ちますが、やや分かりやすい特急料金にはなりましたね。区間によっては最大で190円の値上げとなっています。私の地元の場合は特急料金が630円から750円ですので、120円の値上げとなります。場合によっては500ml~600mlのペットボトル1本分以上の金額を捻出する必要があるでしょう。私も定期営業運転終了前の1月下旬に“VSE”50000形に乗って以来、ロマンスカーに乗っていません。今後も快適に着席できるロマンスカーに乗り続けられるよう、協力できればいいなと思っております。

2022年8月15日

【2日間とも同じ編成】『VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアム行き』運転される

2022年8月13日と14日、小田急電鉄ロマンスカー“VSE”50000形を使用した『VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアム行き』が運転されました。この特別団体専用列車では多摩線全線や新百合ヶ丘(OH23)の7番・8番構内留置線にも入線しています。
▲(イメージ)『VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアム行き』として充当されたロマンスカー“VSE”50000形50001F。同編成は8月7日の『VSEに乗って、駅係員&乗務員お仕事体験』の開催に伴う特別団体専用列車にも充当されていた。

この特別団体専用列車は両日とも50001Fが使用され、運転経路は両日で微妙に異なるものの新宿(OH01)~唐木田(OT07)~新百合ヶ丘~海老名(OH32)間で運転されたことになります(海1556←宿1233)。この編成と50002Fは8月21日に喜多見検車区で両編成を並べた撮影会に使用されることとなっていますが、同形式の特別団体専用列車は8月15日のロマンスカー全4形式の夢の乗り継ぎをもっていったん終了となるため、お盆のあとは喜多見検車区での留置が続きそうです(状況次第で大野総合車両所に臨時回送の場合もある)。

2022年8月14日

【3001Fは約22年ぶり】東急電鉄3000系が中間増備車組み込みで8両固定編成に組成される

2022年8月13日未明、東急電鉄元住吉検車区所属の目黒線向け3000系3001F(6両固定編成)に総合車両製作所横浜事業所で製造された中間増備車のデハ3401・サハ3501を組み込んだ状態での試運転を田園都市線内で実施しました。中間増備車登場後の同系列の8両固定編成での試運転はこれが初めてのこととなります。
▲(イメージ)本格的な車両増結が実施される3000系。ついにトップナンバーに5000系以降の車両をベースとした中間増備車2両が連結され、違和感のある組成で終電後の田園都市線を駆け抜けた。

目黒線向け3000系に5000系列ベースの中間増備車が組み込まれて8両固定編成に増強されるのは今回が初めてのこととなりますが、3001Fのみは横浜高速鉄道みなとみらい線開業前の東横線から目黒線に転属した2000年以来、約22年ぶりに8両固定編成へと戻ることになります。同編成のみは落成当初から2000年までに東横線で運用されていたことがありますのでそれ以来となります。なお中間増備車の組み込みで改番も実施されており、クハ3001がクハ3101に、デハ3251がデハ3201に、デハ3201がデハ3301に、サハ3501がサハ3601に、デハ3401がデハ3701に、クハ3101がクハ3801にそれぞれ変更されています。5000系列以降と同じ付番方法に変更したようですね。つまりこの3001Fは3101Fに改番されたことになりますね。他の12編成も中間増備車組み込みで改番されるものと思われます。

《東急電鉄3020系3122Fが長津田検車区回送で8両固定編成に組成へ?》
▲(イメージ)目黒線3020系で最後まで6両固定編成で運用されていた3122Fも8月12日には長津田検車区に入場した。この編成も8両固定編成に増強されるものと思われ、同系列の中間付随車なしの6両固定編成は約2年9か月で見納めに。

それに関連して、6両固定編成で運用されていた3020系3122Fが8月12日に長津田検車区へ自走回送され入場しました。この編成は予備車両のサハ3422・サハ3522を組み込んで8両固定編成に組まれるものと思われます。これにより同系列は全3編成が8両固定編成として運用されることになりますね。3122Fが8両固定編成で元住吉検車区に戻って営業運転に入ると、同系列の緊急予備車両となっていた付随車はすべて営業運転入りすることになります。

2022年8月13日

【定期回送を一部活用】特別企画『夏休み親子体験!4種類のロマンスカー乗り継ぎリレー』を開催

2022年8月12日、小田急電鉄が小学生とその家族を乗せてロマンスカー全4形式を乗り継ぐ特別企画『夏休み親子体験!4種類のロマンスカー乗り継ぎリレー』が開催されました。この乗り継ぎリレーは15日にも開催される予定です。
▲ロマンスカー“EXEα”30000形は平日N44N64運用に充当された30054F+30254Fが使用された。最初の特別団体専用列車では定期回送列車のスジ(回9027列車)を活用している。
▲ロマンスカー“VSE”50000形は50002Fが使用された。同編成は早朝に喜多見検車区から海老名検車区に送り込まれたようで、イベントに向けた準備をしていたようである。
▲ロマンスカー“MSE”60000形は6両固定編成のみだった。このときに平日N73運用に充当されたラストナンバーの60255Fが使用された。なお大野総合車両所には4両固定編成の60053Fが検査施工で入場中のため、この日の平日N23N73運用は6両単独運用であった。
▲ロマンスカー“GSE”70000形は検査明けの70051Fが使用された。同編成は平日N32運用に充当されたようで、その合間を縫っての特別団体専用列車充当となった。

この企画は同年3月に定期営業運転を終了した“VSE”50000形を含むロマンスカー全4形式を使用して行われ(“EXE”の30055F+30255F30057F+30257Fを除く)、初回の12日には平日N44N64運用に充当された“EXEα”30000形30054F+30254F、“VSE”50000形50002F、平日N23N73運用に充当された“MSE”60000形60255F、平日N32運用に充当された“GSE”70000形70051Fがそれぞれ使用されました。15日にもほぼ同一経路での運転が予想されています。“VSE”50000形以外は定期営業運転の合間に喜多見検車区または海老名検車区に入庫する編成が使用されました。このうち、“EXEα”30000形30054F+30254Fでは海老名検車区への回送スジを利用しており、回9027列車を実際に客扱いしたものとなっています。また“MSE”60000形60255Fは平日N73運用単独でしたが、これは4両固定編成の60053Fが大野総合車両所に検査入場しているためです。

※追記…12日運転分は上記本文の通りですが、15日運転分は平日N44N64運用に充当された“EXEα”30000形30056F+30256F、“VSE”50000形50002F、平日N23N73運用(所定は10両編成)に充当された“MSE”60000形60252F、平日N32運用に充当された“GSE”70000形70051Fがそれぞれ使用されました。“VSE”と“GSE”は充当編成が同じでしたね。