2020年12月5日

【2021年最初は】小田急電鉄ロマンスカー展望車両“VSE”/“GSE”の2021年1月分の運用を公表(2020年3月ダイヤ改正)

小田急電鉄が2020年3月14日改正のダイヤ時点での2021年1月の展望座席をもつロマンスカー2形式(“VSE”50000形/“GSE”70000形)の運用を新たに公表しました。ただし運転状況によって変更される場合があるのでご注意ください。
▲前面展望席を備えるロマンスカー“VSE”50000形(写真左)と“GSE”70000形(写真右)。両者は基本的に共通運用で、何らかの事情がない限り土曜休日は基本的にフル稼働だが、平日はN65運用(所定は“EXE/EXEα”)の代走運用がある場合などでフル稼働となることがある。
▲場合によってはこのように両者の並びを見ることができる。充当運用や運転状況次第ではあるが“VSE”同士や“GSE”同士が並ぶことがある。

展望座席をもつロマンスカーは2005年就役の“VSE”50000形50001F・50002Fと2018年就役の“GSE”70000形70051F・70052Fの合計4編成で運用されています。それでは以下の運用予定表を見ていきましょう。

同月分についても引き続き何日のどの列車にどの形式で運転されるかが簡単に表記されていて、“V”が“VSE”、“G”が“GSE”の充当という意味です。今回も列車番号から両形式の運用を表記していますので、確認しながら照らし合わせてみてください。

2020年12月18日までロマンスカー“VSE”50000形に『箱根ゴールデンルート60周年』ヘッドマークを掲出しています。年末年始恒例の終夜運転は新型コロナウィルスによる影響を考慮して実施せず、その代わり1月1日に江ノ島線直通の臨時特急『ニューイヤーエクスプレス』が1本だけ“GSE”充当で運転されることとなりました。なお年末年始の土曜休日ダイヤは12月30日から2021年1月3日までとなっています。

◆ロマンスカー展望車両の運用予定表◆
青色…平日ダイヤ 赤色…土曜休日ダイヤ 黄色…充当形式注意
※車型は次の表記とします
 V…VSE、G…GSE 他…EXE/EXEαまたはMSE

【2020年12月】 ※平日N34運用は終日予備留置で運用なし。
01日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
02日…N31:V N32:V N33:G N34:ー N65:G
03日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
04日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
05日…N31:G N32:V N33:V N34:G
06日…N31:G N32:V N33:V N34:G
07日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
08日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
09日…N31:G N32:G N33:V N34:ー N65:V
10日…N31:G N32:V N33:G N34:ー N65:V
11日…N31:V N32:G N33:V N34:G N65:他
12日…N31:G N32:V N33:G N34:V
13日…N31:G N32:V N33:V N34:G
14日…N31:G N32:V N33:他 N34:G/V N65:他
15日…N31:G N32:V N33:他 N34:G/V N65:他
16日…N31:G N32:V N33:他 N34:G/V N65:他
17日…
N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
18日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
19日…N31:G N32:G N33:V N34:V
20日…N31:G N32:V N33:V N34:G
21日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
22日…N31:V N32:G N33:V N34:G N65:他
23日…N31:V N32:V N33:G N34:G N65:他
24日…N31:G N32:V N33:V N34: N65:G
25日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
26日…N31:G N32:V N33:V N34:G
27日…N31:G N32:V N33:V N34:G
28日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
29日…N31:G N32:G N33:V N34:V N65:他
30日…N31:G N32:V N33:G N34:V
31日…N31:G N32:V N33:V N34:G

【2021年1月】NEW!! ※平日N34運用は終日予備留置で運用なし。
01日…N31:G N32:G N33:V N34:V
02日…N31:G N32:V N33:V N34:G
03日…N31:G N32:V N33:V N34:G
04日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
05日…N31:G N32:G N33:V N34:V N65:他
06日…N31:G N32:G N33:V N34:ー N65:V
07日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
08日…N31:G N32:V N33:G N34:ー N65:V
09日…N31:G N32:V N33:V N34:G
10日…N31:G N32:V N33:V N34:G
11日…N31:G N32:V N33:V N34:G
12日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
13日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
14日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
15日…N31:G N32:V N33:V N34: N65:G
16日…N31:G N32:G N33:V N34:V
17日…N31:G N32:V N33:V N34:G
18日…N31:G N32:V N33:V N34:G N65:他
19日…N31:V N32:G N33:V N34:ー N65:G
20日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
21日…N31:G N32:G N33:V N34:V N65:他
22日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
23日…N31:G N32:V N33:V N34:G
24日…N31:G N32:V N33:V N34:G
25日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
26日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
27日…N31:G N32:G N33:V N34:V N65:他
28日…N31:V N32:G N33:G N34:V N65:他
29日…N31:G N32:V N33:G N34:V N65:他
30日…N31:G N32:G N33:他 N34:V
31日…N31:G N32:V N33:他 N34:G

~~~~~~~~~~~★展望車両のロマンスカー運用について★~~~~~~~~~~~
【駅名表記について】
宿…新宿(OH01)、成…成城学園前(OH14)、大…相模大野(OH28)、海…海老名(OH32)、厚…本厚木(OH34)、伊…伊勢原(OH36)、秦…秦野(OH39)、足…足柄(OH46)、小…小田原(OH47)、湯…箱根湯本(OH51)、藤…藤(OE13)、江…片瀬江ノ島(OE16)

【展望車両の運用について】
  1. 以下の運用はすべて2020年3月14日ダイヤ改正時点のものです
  2. 回送ルート・運用の流れは予想であり、運用は平日と土曜休日で色分け済みです
  3. 平日N65運用は時刻表では▲表記のため便宜上海老名検車区出入庫で表記します
  4. 定期回送…回送列車、列車番号…定期特急列車(愛称不問)です

★平日N31運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
大0000←成0000 定期回送
大野総合車両所入出庫
大0612→宿0648 0992レ
湯0827←宿0700 0151レ
湯0903→宿1047 0002レ
湯1224←宿1100 0709レ
湯1235→宿1407 0114レ
湯1550←宿1420 0025レ
湯1626→宿1805 0128レ
江1930←宿1815 0681レ
江1957→宿2106 0502レ
藤2218←宿2120 0687レ
藤0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★平日N32運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
伊0000←成0000 定期回送
伊0000→厚0000 定期回送
厚0857→宿0944 0170レ
湯1124←宿1000 0707レ
湯1134→宿1307 0110レ
湯1451←宿1320 0021レ
湯1512→宿1647 0024レ
湯1827←宿1700 0137レ
湯1839→宿2005 0138レ
藤2117←宿2015 0685レ
藤0000→宿0000 定期回送
厚2345←宿2300 0621レ
伊0000←厚0000 定期回送
伊0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★平日N33運用(VSE/GSE)★
※注意…2020年12月14・15・16日はMSE(6両編成)で運転
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 定期回送
湯1334←宿1200 0115レ
湯1348→宿1527 0320レ
湯1712←宿1540 0331レ
湯1725→宿1905 0032レ
藤2020←宿1915 0683レ
藤0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★平日N34運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区終日予備留置

★平日N65運用(EXE/EXEα)★
※注意…2020年12月9・10・28日・2021年1月6・8日はVSEで運転
※注意…2020年12月2・24日・2021年1月15・19日はGSEで運転
海老名検車区出庫
秦0000←海0000 定期回送
秦0608→宿0709 0672レ
厚0000←宿0000 定期回送
厚0000→海0000 定期回送
海老名検車区入出庫
伊0000←海0000 定期回送
伊0000→厚0000 定期回送
厚1018→宿1107 0174レ
湯1254←宿1120 0011レ
湯1307→宿1447 0016レ
湯1633←宿1500 0127レ
湯1643→宿1820 0052レ
小1958←宿1830 0903レ
小0000→足0000 定期回送
足#6入出庫
小0000←足0000 定期回送
小2050→宿2205 0382レ
藤2318←宿2220 0689レ
藤0000→大0000 定期回送
海0000←大0000 定期回送
海老名検車区入庫

★土曜休日N31運用(GSE固定運用)★
喜多見検車区出庫
湯0000←成0000 定期回送
湯0812→宿0947 0202レ
湯1113←宿1000 0707レ
湯1125→宿1307 0112レ
湯1454←宿1320 0021レ
湯1508→宿1647 0054レ
湯1828←宿1700 0135レ
湯1839→宿2006 0128レ
小2137←宿2020 0911レ
小0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★土曜休日N32運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 定期回送
湯0950←宿0820 0253レ
湯1006→宿1147 0208レ
湯1326←宿1200 0115レ
湯1337→宿1507 0118レ
湯1658←宿1520 0029レ
湯1710→宿1846 0258レ
小2016←宿1900 0605レ
小2027→宿2145 0172レ
秦2257←宿2000 0617レ
秦0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★土曜休日N33運用(VSE/GSE)★
※注意…2021年1月30・31日はEXE/EXEαまたはMSE(いずれも6両編成)で運転
喜多見検車区出庫
成0000→宿0000 定期回送
湯0850←宿0720 0251レ
湯0910→宿1048 0006レ
湯1216←宿1100 0711レ
湯1228→宿1407 0116レ
湯1545←宿1420 0025レ
湯1554→宿1727 0056レ
秦1838←宿1740 0375レ
秦0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★土曜休日N34運用(VSE/GSE)★
喜多見検車区出庫
厚0000←成0000 定期回送
厚0658→宿0746 0970レ
湯0923←宿0800 0103レ
湯0932→宿1107 0780レ
湯1253←宿1120 0013レ
湯1307→宿1447 0050レ
湯1626←宿1500 0127レ
湯1635→宿1807 0124レ
湯1959←宿1820 0903レ
湯2030→宿2207 0264レ
厚2308←宿2220 0919レ
厚0000→成0000 定期回送
喜多見検車区入庫

★ニューイヤーエクスプレス★
※2021年1月1日運転
※GSEで運転、列車番号は予想です
江0604←宿0450 0801レ
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2020年12月3日

【幕車完全消滅】相模鉄道9000系9701F(2代目塗装)が廃車除籍処分に

2020年11月30日の2015レ(和0909←横0842・平日69運用)をもって、相模鉄道9000系で唯一2代目塗装のままで運用されていたトップナンバーの9701Fが営業運転を離脱し、廃車除籍処分とされました。そして12月3日に横浜(SO-01)寄り先頭車両のクハ9701が解体処分のためかしわ台車両センターから陸送されました。9000系で初めての廃車解体処分と思われます。
▲2代目塗装のまま運用を続けていた9000系9701F、ついに廃車除籍処分となった。この編成だけ同系列で唯一3代目リニューアルの対象外だったようだ。これで相模鉄道から行先種別案内表示器が字幕式の編成は完全に消滅した。また9000系の在籍数は6編成(60両)となり、全編成が3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となった。
▲種別行先案内表示器が字幕式のため場合により始終着駅で種別行先案内表示器を回しながら進入することもある。海老名(SO-18)でシャッターを切ったときは偶然にも種別表示器に『そうにゃん』のイラストが入っていた。
▲海老名でカメラを構えているとき場合によっては種別表示器がまさかの『貸切』だったときもあった。まさかこの写真が過去のものとなってしまうとは…。
▲二俣川(SO-10)に進入する9000系9701F。一時期にはシングルアームパンタグラフと菱形パンタグラフが混在していたときがあった。
▲西谷(SO-08)を通過する9000系9701F。写真撮影当時は西谷は各駅停車のみ停車で快速・特急も通過していた。現在は急行以外の種別が停車する。
▲横浜に停車中の9000系9701F。就役から約28年、長らく種別行先案内表示器が字幕式で保たれていたことに改めて驚かされた。私にとっても9000系9701Fの思い出は尽きない。

この編成は1992年に日立製作所笠戸事業所で製造され、8000系と並行して導入されました。初代塗装は赤色を基調として側面部先頭は“SOTETSU”の“S”をイメージしたデザインで側面帯に続く形となっていました。2007年に最初に2代目塗装(現在は3代目塗装)となった9707Fに続いて2番目に2代目塗装へと変更され、このときから数字の書体が10000系と同じものに変更されました。この9701Fは廃車まで3代目塗装に変更されることはなく2代目塗装のまま約13年4ヶ月にわたって運用されました。同編成が廃車となったことで2代目塗装車(非リニューアル車)はもちろん、連結器カバー、種別行先案内表示器の字幕式、9000系での列車番号表示器のマグサインタイプ、乗務員室付近及び連結面付近にLED式案内表示器を搭載する車両が消滅しました。9000系は1編成(10両)減ってしまいましたが、在籍する6編成(60両)がすべて3代目“YOKOHAMA NAVYBLUE”塗装となりました。ちなみに9701Fが陸送された際には種別行先表示器、列車番号表示器が抜かれた状態となっていました。

~~9000系9701F、約28年間の活躍お疲れさまでした!~~

【初の廃車に】東武鉄道200系201Fが北館林荷扱所に自走回送される

2020年12月1日、東武鉄道の特急『りょうもう』に使用されていた200系201Fが所属先である南栗橋車両管区館林出張所から北館林荷扱所まで自走回送されました。500系“Revaty”の増備による廃車と思われ、200系では初めての廃車解体処分となります。
▲今まで1両も廃車が発生していなかった200系に初めての廃車が発生。なんとトップナンバーの201Fが1年以上の休車状態を経て帰らぬ旅へ出たのである。

同編成は2019年10月から運用されておらず休車状態だったものと思われます。連結器カバーが外れて連結器がむき出しの状態であったため、廃車解体処分になるものとみられます。1991年の登場から約30年になる同系列ですが、VVVFインバータ制御方式の251Fを含む10編成(60両)が在籍していました。201Fの廃車が事実ならば200系は9編成(54両)となります。この編成は500系(11編成33両)に置き換えられた形になったのかもしれません。100系とは異なり251Fを除きVVVFインバータ制御ではないため残る200系の動きには注意が必要かもしれません。

【遂に発表】東武鉄道、一部路線で終電時刻を繰り上げへ

2020年11月30日、東武鉄道が2021年3月のダイヤ改正にて伊勢崎線(スカイツリーライン)、大師線、日光線、東上線でダイヤ改正を実施し、このうち日光線を除く3路線にて終電の繰り上げを実施すると発表しました。ただし野田線(アーバンパークライン)では東京郊外を結ぶ重要路線であり、都心からの乗り換え需要が多いため、繰り上げは実施されません。
▲スカイツリーラインで運用される10000系。浅草(TS-01)発着系統では朝晩に区間準急・区間急行があるが日中時間帯はすべて北千住(TS-09)発着の普通列車のみで(2020年6月までは竹ノ塚(TS-14)発着もあった)、北千住以北の普通列車はほぼすべて東京地下鉄日比谷線直通列車である。北千住以北各駅と浅草を1本で結ぶ直通列車は早朝深夜で区間準急以上のみである。
▲スカイツリーラインで運用される70000系列。この系列の90番代は有料座席定員制列車の“THライナー”にも使用されている。
▲スカイツリーラインで運用される50000系列。10両固定編成のみのため基本的には浅草~曳舟(TS-04)間には入線しない。これに混ざり森林公園検修区から移籍した51008Fと、唯一の30000系である31609F+31409Fも運用されている。

伊勢崎線(スカイツリーライン)は浅草→北春日部(TS-28)、北千住(TS-09)→浅草、大師線(西新井(TS-13)~大師前(TS-51))、東上線は池袋(TJ-01)→川越市(TJ-22)、志木(TJ-14)→池袋で終電繰り上げが実施されます。まずは伊勢崎線(スカイツリーライン)から見ていきます。

【伊勢崎線(スカイツリーライン)】
現行ダイヤで伊勢崎線(スカイツリーライン)浅草発の終電は同駅24時23分発の3819レ(北春日部行きの区間準急)となっていますが、これが約14分繰り上がり終電は24時09分発となり(現行ダイヤの905レと同じ時刻)、北春日部方面へは途中駅での乗り継ぎが必要になります。北千住高架ホームから発着する日比谷線からの直通列車も平日は約15分前後、土曜休日は約5分前後それぞれ繰り上がり、北越谷(TS-22)行きも竹ノ塚行き(土曜休日に運転)も繰り上がります。また上り列車についても浅草~北千住間で繰り上がり、平日は約12分に対し土曜休日は約16分と、こちらは土曜休日の繰り上がり幅が大きくなっています。西新井から分岐する大師線は上下とも約10分の繰り上がりとなります。また伊勢崎線(スカイツリーライン)・日光線の浅草と新栃木(TN-12)を結ぶ特急『リバティけごん』(500系の6両編成で運転)の1往復(208号(1208レ)・253号(1253レ))の運転を取りやめ、このうちの上り列車は春日部(TS-27)発の浅草行きに変更となります。春日部発だと特急『リバティけごん』ではなく『スカイツリーライナー』に変更されていてもおかしくはありませんね。

【東上線】
▲東上線で運用される10000系列。6両+4両のほぼ固定の組み合わせで運用されている編成が多いが、10両固定編成も在籍する。
▲東上線で運用される50000系列。このうち51008Fが南栗橋車両管区に移籍したことから51009Fの動向に注意が必要かも。

東上線では川越市行きが約14分、成増(TJ-10)行きが約10分の繰り上がり、池袋行きは約7分繰り上がりとなります。それ以外の区間と越生線は変更はありません。一方では有料座席指定列車の“TJライナー”の上り列車(森林公園(TJ-30)発池袋行き)を2本増発し、コロナ禍における着席通勤のニーズを増やします。

なお伊勢崎線(スカイツリーライン)系統・東上線系統ともに混雑対策として終電間際の臨時列車増発が検討されるようです。どの鉄道会社を利用しても言えることですが、来年3月以降に終電間際に帰宅となる場合は終電間際の臨時列車を活用するなど賢く帰宅することが重要です。

2020年12月2日

【遂に発表】東京地下鉄、全路線で終電時刻を繰り上げへ

2020年11月30日、東京地下鉄が2021年3月実施のダイヤ改正で終電時刻を繰り上げることを発表しました。同時に東武鉄道も終電の繰り上げを発表しており、関東の大手私鉄はほぼすべてで終電の繰り上げを発表した形です。今回は路線別にみていきます。

東京地下鉄は全線で平日・土曜休日に関係なく終電繰り上げが実施されます。場合によっては時刻の繰り上げがないところもありますが、行先が変更(運転区間短縮)となる列車もあるので十分に注意が必要です。

《銀座線》
▲銀座線の1000系。全40編成のうち1139F・1140Fのみ特別車仕様である。

銀座線では平日に渋谷(G-01)→上野(G-16)で約10分、上野→浅草(G-19)で約6分、浅草→上野で約1分、上野→渋谷で約9分の繰り上げ、土曜休日に渋谷→上野で約5分、上野→浅草で約6分、上野→渋谷で約1分の繰り上げとなります。

《丸ノ内線》
▲丸ノ内線の02系と2000系。中野坂上(M-06)~方南町(Mb-03)を結ぶ方南町支線では02系の3両編成も運用されている。

丸ノ内線では平日に茗荷谷(M-23)→新宿(M-08)で約10分、新宿→中野坂上で約9分、中野坂上→荻窪(M-01)で約8分、荻窪→中野坂上で約14分、中野坂上→新宿三丁目(M-09)で約7分、新宿三丁目→池袋(M-25)で約10分、中野坂上→中野富士見町(Mb-04)で約11分、中野富士見町→方南町で約8分、方南町→中野坂上で約9分の繰り上げ、土曜休日に茗荷谷→中野坂上で約1分、中野坂上→新宿三丁目で約5分、新宿三丁目→茗荷谷で約11分、茗荷谷→池袋で約1分、中野坂上→中野富士見町(Mb-04)で約1分、中野富士見町→方南町で約8分、方南町→中野坂上で約9分の繰り上げとなります。

《日比谷線》
▲日比谷線の13000系。日比谷線は乗り入れ車両を含めて4扉車7両編成で運用されている。

日比谷線では平日に南千住(H-21)→中目黒(H-01)で約10分、広尾(H-03)→北千住で約6分、土曜休日に広尾→北千住で約1分の繰り上げとなります。それ以外の区間は変更はありません。

《東西線》
▲東西線の05系と15000系。東西線ではほかに07系も運用されている。

東西線では平日に中野(JB-07,T-01)→妙典(T-21)で約8分、妙典→西船橋(T-23)で約10分、西船橋→東陽町(T-14)で約8分、東陽町→中野で約12分、土曜休日に中野→東陽町で約8分、妙典→西船橋で約1分、西船橋→東陽町で約4分の繰り上げとなります。

《千代田線》
▲千代田線の16000系。千代田線支線では同線向けに改造された05系も運用されている。

千代田線では平日・土曜休日ともに北千住(C-18)→綾瀬(C-19,JL-19)のみ約16分の繰り上げである以外は千代田線支線を含めて変更はありません。これは現行の終電が東日本旅客鉄道常磐線の松戸(JL-22)と北千住を発着する区間運転であるためです。

《有楽町線・副都心線》
▲有楽町線・副都心線の7000系と10000系。これに17000系が加わるが、そのうち7000系と17000系が有楽町線に入線するのは10両固定編成のみで、8両固定編成は副都心線専任となっている。7000系は17000系に置き換えられる予定となっている。

有楽町線では平日に和光市(TJ-11,Y-01,F-01)→池袋(Y-09,F-09)で約13分、池袋→新木場(Y-24)で約7分、新木場→和光市(全区間)で約11分、土曜休日に和光市→小竹向原(Y-06,F-06)で約5分、小竹向原→池袋で約13分、池袋→新木場で約1分、新木場→池袋で約11分、池袋→和光市で約8分の繰り上げとなります。

副都心線では平日に新宿三丁目(F-13)→池袋で約13分、池袋→和光市で約11分、和光市→新宿三丁目で約12分、新宿三丁目→渋谷(TY-01,F-16)で約14分、土曜休日に新宿三丁目→池袋で約13分、池袋→和光市で約11分の繰り上げとなります。なお渋谷→新宿三丁目と土曜休日の和光市→渋谷は変更がありませんが、前者の区間は終電が現行の池袋行きから新宿三丁目行きに短縮となりますので、2021年以降に新宿三丁目から先、すなわち東新宿(F-12)→池袋への各駅へ終電で向かう際には十分ご注意ください。

《半蔵門線》
▲半蔵門線の8000系と08系。これに18000系が加わる予定となっている。かつて乗り入れ車両が豊富だった半蔵門線も新型車両への置き換えが進められており、8000系も18000系に置き換えられることになる。

半蔵門線は平日の渋谷(DT-01,Z-01)→清澄白河(Z-11)で約3分の繰り上げである以外は変更はありません。渋谷からの終電は清澄白河行きですが、押上(Z-14,TS-03)からの終電は押上→水天宮前(Z-10)の区間列車がある以外は東急電鉄田園都市線に直通する列車(各駅停車鷺沼(DT-14)行き)となっています。

《南北線》
▲南北線の9000系。埼玉高速鉄道の2000系もこの路線を走る。

南北線では平日に目黒(N-01)→赤羽岩淵(N-19)で約3分、駒込(N-14)→市ヶ谷(N-09)で約3分、市ヶ谷→目黒で約4分、土曜休日に駒込→目黒で約3分の繰り上げとなる以外は変更はありません。この路線はほとんどが埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線との直通運転を行っているため、鳩ケ谷(SR-22)・浦和美園(SR-26)方面にも影響が出そうです。

なお終電間際での混雑回避のため臨時列車増発の発表はありませんでしたので、基本的に終電間際の臨時列車増発はないものと思われます。

【あの“赤い電車”が】西武鉄道9000系9103Fの“RED LUCKY TRAIN”が横瀬車両基地に廃車回送される

2020年12月1日、西武鉄道池袋線系統の武蔵丘車両基地に所属する9000系9103Fの“RED LUCKY TRAIN”が横瀬車両基地に自走回送されました。一部車両の廃車解体処分のためと思われます。
▲横瀬車両基地に旅立った赤色に白色の帯が特徴の9000系9103F。一部中間車は解体されるものと思われるが9105Fや9108Fにように両端の2両ずつを活用して4両固定編成に短縮してワンマン運転対応向けに転用される可能性がある。
▲9000系で京浜急行電鉄と同じ塗装に変更され、“RED LUCKY TRAIN”として池袋線利用者に多くの『幸せ』を届けてくれた9103F。VVVFインバータ制御に改造されて以降は長らく『エコマーク』が掲出されていた編成でもあった。
▲南入曽車両基地一般公開(2017年夏)で写真中央の6000系6102F、写真右側の新101系263Fとともに展示された9000系9103F。この赤色塗装だったからこその行先表示を掲出し来場者を楽しませた。
▲9000系9103Fの“RED LUCKY TRAIN”が京浜急行電鉄の電車と同じ塗装となるきっかけとなったのが“KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN”の黄色塗装である京浜急行電鉄新1000形1057編成だ。これが西武鉄道の電車に似ていることから、京浜急行電鉄が西武鉄道にコラボレーションを打診したことから実現したものである。
▲残る9000系は黄色塗装の9104Fのみに。この9104Fも先は長くないだろう。

この編成は“RED LUCKY TRAIN”として2014年7月から運転されていますが、そのきっかけは京浜急行電鉄が2014年5月から新1000形1057編成を黄色塗装(当時は旅客用扉以外に塗装されていた状態)にして“KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN”として運転したことです(現在も運転が継続されており、現在は旅客用扉も黄色に塗装されている)。この塗装が『西武鉄道の電車に似ている』との声が挙がったため、京浜急行電鉄が西武鉄道にコラボレーションを持ち掛けて実現したものです。このため9000系9103Fの塗装は京浜急行電鉄とほぼ同じ赤色の塗装に白色の太い帯が特徴となっています。池袋線をたびたび訪問した時も出会う機会は本当に多かった気がします。同編成は“RED LUCLY TRAIN”で10両固定編成として約6年4ヶ月間にわたって運用されたことになります。今後は本格的な廃車解体処分に向けた動きになりそうですが、レジェンドブルーの9108Fと黄色塗装の9105Fがワンマン運転対応の4両固定編成に短縮されて多摩湖線などを中心に運用されているほか、9102Fもワンマン運転対応の改造工事施工中のため、9103Fでもそのような動きになるのか注目されます。転用となればクハ9103・モハ9203・モハ9903・クハ9003の4両が活用されることになります。

2020年12月1日

【先頭車1両のみ】小田急電鉄1000形1255Fのクハ1255が大野総合車両所から北館林荷扱所へ陸送される

2020年11月30日、小田急電鉄1000形6両固定編成の1255F(クハ1255+デハ1205+デハ1305+サハ1355+デハ1405+クハ1455)のうち、上り方先頭車の6号車クハ1255が車体を分割されたうえで大野総合車両所から北館林荷扱所まで陸送されました。
▲1000形のうち元1055F・元1255F・元1081Fの付随車を活用して新1097Fに改造されているが、元1255Fのうち改造対象から外れた元クハ1255が大野総合車両所から旅立った。1000形の4両固定編成と6両固定編成で10両編成を組んだ時に中間に入る先頭車で、今回の車両改造では元1081Fの付随車2両で代替するため、結果的に元1055Fと元1255Fはそれぞれ先頭車1両のみの廃車となった。
▲元1255Fの元クハ1255より先に廃車解体処分で陸送された元1055Fの元クハ1155。この先頭車は元クハ1255と同じく、1000形の4両固定編成と6両固定編成で10両編成を組んだ時に中間に入る先頭車で、今回の車両改造では元1081Fの付随車2両で代替するため、結果的に元1055Fと元1255Fはそれぞれ先頭車1両のみの廃車となった。

この陸送は北館林荷扱所での解体処分のためと思われます。今回の元1255Fでは元1055Fと同様に先頭車1両のみの陸送となりました。これは以前から言及した通り、元1055Fの3両と元1081Fの付随車2両と元1255Fの5両を組み合わせて、10両固定編成の新1097Fへの改造が進められていますが、これは元1055Fと元1255Fで10両編成を組むと元クハ1155と元クハ1255が中間に入るのです(しかも両者が直接連結された状態になる)。これを10両固定編成に改造するとなると、中間に入る先頭車の処遇をどうするかが問題でした。この問題の解決にたまたま元1081Fが関与することになり(元1081Fの付随車は元デハ1331を挟むようにして元サハ1181と元サハ1381の2両があった)、結果的に元クハ1155と元クハ1255は元1081Fの付随車2両で代替されることとなり、改造対象から外れて余剰となったためです。陸送前には元クハ1255の床下機器の撤去作業が行われました。このあいだに1068Fが廃車除籍処分となったほか、ワイドドア車である1751Fの廃車除籍処分が確定しているため、これで1000形の廃車は合計22両となり、全体の在籍両数は174両(最盛期196両)となっています。この先も1000形の廃車の動きが進むことが予想されますが、リニューアル予想に反して1054F・1068F(いずれも4両固定編成)・1081F(8両固定編成)のうち6両が廃車となっている現状を考えるとワイドドア車(5編成30両)以外でリニューアルされていない編成の動きにも注意が必要といえそうです。

【小田急電鉄1000形の在籍状況】
※2020年11月26日現在 合計174両/全体196両(改造中を含む)
青色…リニューアル車、赤色…レーティッシュ(リニューアルされていません)

*4両固定編成…14編成(56両、リニューアル28両、レーティッシュ16両)
内訳…1051F・1053F・1057F1058F1059F1060F1061F・1062F・1063F1064F1065F1066F1067F1069F

*6両固定編成…9編成(54両、ワイドドア30両)
内訳…1251F・1253F・1254F・1752F・1753F・1754F・1755F・1756F

*10両固定編成…6編成(60両、リニューアル50両、大規模改造20両)
内訳…1091F・1092F・1093F1094F1095F1096F
※1095Fの種車は元1056F+元1256F、1096Fの種車は元1052F+元1252F。

*改造中…10両(※リニューアルで1097Fとなる予定)
内訳…元クハ1055・元デハ1005・元デハ1105・元サハ1181・元サハ1381・元デハ1205・元デハ1305・元サハ1355・元デハ1405・元クハ1455

*廃車確定済…22両 ※搬出予定車両を含む
内訳
【編成単位で廃車】 合計14両
1054F(クハ1054・デハ1004・デハ1104・クハ1154)
1068F(クハ1068・デハ1018・デハ1118・クハ1168)
1751F(クハ1751+デハ1701+デハ1801+サハ1851+デハ1901+クハ1951)
【車両単体で廃車】 合計8両
元クハ1155(元1055F)
元クハ1255(元1255F)
元クハ1081・元デハ1031・元デハ1131・元デハ1331・元デハ1431・元クハ1481(元1081F)