2020年12月1日、東武鉄道の特急『りょうもう』に使用されていた200系201Fが所属先である南栗橋車両管区館林出張所から北館林荷扱所まで自走回送されました。500系“Revaty”の増備による廃車と思われ、200系では初めての廃車解体処分となります。
▲今まで1両も廃車が発生していなかった200系に初めての廃車が発生。なんとトップナンバーの201Fが1年以上の休車状態を経て帰らぬ旅へ出たのである。
同編成は2019年10月から運用されておらず休車状態だったものと思われます。連結器カバーが外れて連結器がむき出しの状態であったため、廃車解体処分になるものとみられます。1991年の登場から約30年になる同系列ですが、VVVFインバータ制御方式の251Fを含む10編成(60両)が在籍していました。201Fの廃車が事実ならば200系は9編成(54両)となります。この編成は500系(11編成33両)に置き換えられた形になったのかもしれません。100系とは異なり251Fを除きVVVFインバータ制御ではないため残る200系の動きには注意が必要かもしれません。