2020年12月24日

【運用離脱の可能性も】東日本旅客鉄道E217系15両2組が疎開回送される

2020年12月21日に東日本旅客鉄道横須賀線・総武快速線系統で鎌倉車両センター(横クラ)に所属するE235系1000番台が営業運転を開始したことに伴い、E217系の疎開が12月22日から実施されています。すでに15両2組の疎開が発生しているようです。
▲E235系1000番台が営業運転に次々投入されているため、E217系に一時的な運用離脱と思われる疎開編成が発生した。なおドアステッカーが完全に撤去されれば廃車除籍に向けた動きが予想されるが、付随車以外はどういう運命を辿るのか注目だ。
▲E217系横クラY-43編成とともに疎開された横クラY-124編成。
▲疎開編成にはE217系基本編成のラストナンバー、横クラY-51編成が含まれている。
▲E217系横クラY-51編成とともに疎開された横クラY-125編成。

E235系1000番台が始動した翌日の22日は横クラY-43編成(クハE217-43以下11両)+横クラY-124編成(クハE217-2024以下4両)の2編成、23日には横クラY-51編成(クハE217-51以下11両)+横クラY-125編成(クハE217-2025以下4両)の2編成の2組4編成(30両)が疎開しており、前者は東京総合車両センター田町センター、後者は幕張車両センターにそれぞれ留置されています。疎開された付属編成の2本は久里浜(JO-01)寄りトイレ付きのクハE216形にも連結器を備えています。いずれも一時的な運用離脱と思われますが、仮にドアステッカーが完全に撤去されれば廃車除籍の処分になるものとみられます。いよいよE217系の本格的な置き換えが開始されそうです。早めの記録を推奨します。