2020年12月16日

【2020年度施工】小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30253Fが“EXEα”となり日本車両製造豊川製作所を出場

2020年12月15日、小田急電鉄ロマンスカー“EXE”30000形30253F(6両固定編成)が生まれ故郷の日本車両製造豊川製作所でリニューアル更新工事を施工され“EXEα”となって出場し、海老名検車区まで甲種輸送されました。この編成と30053F(4両固定編成)は2020年度の“EXEα”へのリニューアル対象編成となっています。
▲新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が解除された当日にひっそり生まれ故郷に帰り、“EXE”から“EXEα”へ生まれ変わった30000形30253F。近いうちに30053Fの出場もありそうだ。

今回のリニューアルで3号車はサハ30453からデハ30403に変更され、車内の銘板は『日本車両 2020』に交換されたものと思われます。リニューアル内容は30052F+30252F以降の施工内容に準じているものとみられます。昨年度施工分の30056F+30256Fが運用復帰したタイミングで入れ替わるように30053F+30253Fが運用を離脱しリニューアル入場の動きになったため、珍しく年を跨がずの出場となったようです。近く4両固定編成の30053Fも出場するものとみられますが、デハ30003の上り方の台車が付随台車から電動台車に変更されていそうです。この編成の出場によりリニューアルされていない純粋な茶色塗装の“EXE”は30055F+30255Fと30057F+30257Fの2編成20両となります。次に入場しそうなのは純粋に番号順で考えると30055F+30255Fとなるでしょうか。毎年度ごとに1編成ずつが“EXE”から“EXEα”へ姿を変えているので、同形式のリニューアルは2022年度に完了となることが予想されます。

【ロマンスカー”EXE/EXEα”30000形電車 在籍状況】※2020年12月15日現在
《EXE》2編成
30055F+30255F30057F+30257F
《EXE→EXEα》0編成
《EXEα》5編成
30051F+30251F30052F+30252F30053F+30253F30054F+30254F30056F+30256F

【リニューアル更新工事の動き】
《2016年度》30051F+30251F 《2017年度》30052F+30252F
《2018年度》30054F+30254F 《2019年度》30056F+30256F
《2020年度》30053F+30253F 《2021年度》????????

【ロマンスカーEXEからEXEαへのリニューアルに伴う編成組成】
《リニューアル前》
クハ30053+デハ30003+デハ30103+クハ30153+クハ30253+デハ30203+サハ30353+サハ30453+デハ30503+クハ30553
《リニューアル後》
クハ30053+デハ30003+デハ30103+クハ30153+クハ30253+デハ30203+サハ30353+デハ30403+デハ30503+クハ30553