2023年12月1日

【リニューアル車5本目】小田急電鉄3000形3263F(リニューアル車6両固定編成)が営業運転に復帰

2023年12月1日の5107レ(平日A12運用・藤0605←大0534)より、小田急電鉄大野総合車両所でリニューアル更新工事と重要部検査を受けて11月28日に出場した3000形3263F(日本車両製造3次車・6両固定編成)が定期営業運転に復帰しました。
▲3000形リニューアル車の通算5編成目となった日本車両製造3次車の3263Fが営業運転に復帰した。もともとは床下機器を覆い隠す防音カバーを試験装着していた編成だが、その痕跡はほぼ無くなっている。
▲2023年度最後のリニューアル車となったのはこの3000形3264Fだ。この編成への施工で3000形6両固定編成の3次車はすべてリニューアル車となる。
▲3000形6両固定編成のリニューアル車は5編成(30両)に。在籍する6両固定編成(15編成)の3分の1がリニューアル車となった。1000形4両固定編成と連結する3000形3次車以降の編成は3277F(日本車両製造7次車・6両固定編成)だけである。

今回入場した3000形3263F3265F3266Fと同じ日本車両製造豊川製作所で製造された3次車の6両固定編成で、すべての車両に床下機器を覆い隠す防音カバーを装着して落成していました。また同形式では3265Fに続いて全密閉モーターを採用した車両となり(このあとは10両固定編成の3081F3082F3083F、8両固定編成の3653Fも全密閉モーターに更新された)、リニューアル更新工事入場前まで維持されていました。なお車内防犯カメラは前回の3267Fとは異なり設置されているようで、アンデス電気株式会社のものと思われます。

なお3000形リニューアル車両の運用復帰はすべて平日A12運用となっているようです。性能確認試運転実施後には海老名検車区に回送されることが多くなっていますので、現在入場中の3264Fもそうなる可能性は十分にあり得そうです。