2023年12月2日

【4061F飛ばされた】小田急電鉄4000形4066F(総合車両製作所5次車)、ワンマン運転対応工事施工へ

2023年11月30日より、小田急電鉄4000形4066F(総合車両製作所5次車)が大野総合車両所構内68番・69番構内留置線で編成が分割されて留置されているようです。前回の4060F(旧東急車輛製造2次車)以来のワンマン運転対応工事施工のためと思われますが、番号順の法則が崩れたのか、4061Fが飛ばされているようです。
▲4000形で通算12編成目のワンマン運転対応工事施工のため入場したものと思われるラストナンバーの4066F。今年度は4058Fから番号順に施工されてきたが、なぜか4061Fが飛ばされてラストナンバーにというまさかの展開が。実は2021年度に一度、番号順の施工の法則が崩れており、それ以来の展開となっている(その際には4064Fに施工されている)。
▲4000形4060Fに今年度3編成目(通算11編成目)となるワンマン運転対応工事が施工され、車内防犯カメラの設置と車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様への更新がなされた。4066Fのまさかの動きで、来年度は4061F4062F4063F4065Fに施工される計算になりそうだ。

4000形のワンマン運転対応化工事は4066Fで通算12編成目(今年度分4編成目)となるようでその際には防犯カメラの千鳥配置での設置と車内LCD式旅客案内表示器のセサミクロ仕様への更新が行われるものと思われます。2012年度以降に製造された4065F4066Fは同形式では初めてLED照明(調光機能付きの東芝ライテック製)を採用しました(それ以外は川崎車両テクノ製に更新済み)。東芝ライテック製のLED照明の編成でのワンマン運転対応工事施工は初めてになります。これまでワンマン運転対応工事は2021年度は4051F4052F4053F4064Fの4編成(40両)、2022年度は4054F4055F4056F4057Fの4編成(40両)、2023年度は4058F4059F4060Fの3編成(30両)に施工され、今度の4066Fでは年度内4編成目となります。未施工はあと4編成(40両)なので、未施工の4編成は2024年度の施工になるでしょうね。

なお4066Fがワンマン運転対応工事施工のために入場する前の最終運用は4060Fの時と同じ6009レ(平日C18運用)で、別の運用で再出庫しない限りはそのまま留置されるので、29日以降は大野総合車両所に留置されていたものと思われます。

【4000形のワンマン運転対応状況】※2023年12月1日現在
《施工済》10編成(110両)
2021年度…4051F4052F4053F4064F
2022年度…4054F4055F4056F4057F
2023年度…4058F4059F4060F
《施工中》  1編成(  10両)
2023年度…4066F
《未施工》  4編成(  40両)
4061F4062F4063F4065F