2023年12月20日、東日本旅客鉄道鶴見線の205系1100番台都ナハT18編成(クハ205-1108+モハ205-152+クモハ204-1108)が所属先の鎌倉車両センター中原支所から国府津車両センターに自走回送されました。ドアステッカー類が無くなっており、配給輸送されるまで疎開留置されるものと思われます。
▲E131系1000番台のデビューまであと4日に迫り、205系1100番台にもついに運用離脱となった編成が出てきた。最初に離脱したのはこの都ナハT18編成となった。2024年3月16日のダイヤ改正でE131系1000番台に統一されてワンマン運転が導入されることとなっている。
鶴見線向けの205系1100番台ではE131系1000番台の営業運転投入前ではありますが早くも1編成目(残るは8編成)の運用離脱が出てしまいました。廃車解体処分に伴う配給輸送が実施されるまでは国府津車両センターに留置されるものと思われます。なおこの編成は夏に鎌倉車両センター中原支所で尾久車両センター所属のE493系事業用電車と連結試験を行っていたことから、E493系が初めて配給輸送の任務を行うことになるのか、それとも従来通りのままEF64形の配給輸送となるのか注目されます。205系1100番台の動向だけでなく、配給輸送の牽引担当の車両にも注目したほうがいいでしょうね。
★東日本旅客鉄道E131系1000番台都ナハT8編成、線路モニタリング搭載編成で出場★
2023年12月18日に総合車両製作所新津事業所で製造された鶴見線向けE131系1000番台のラストナンバーとなる都ナハT8編成が出場し信越本線新津~羽生田間を往復する性能確認試運転を行いました。同編成が国府津車両センターに配給輸送されると、1000番台は鎌倉車両センター中原支所(運用上は鶴見線営業所)への配属分が出揃います。この編成に限り、扇町(JI-10)・海芝浦(JI-52)寄りからクモハE131-1008+モハE131-1081+クハE130-1081と組成されており、モハE131-1008とクハE130-1008が欠番となっています。同編成に線路モニタリング装置が搭載されているようです。配給輸送は基本的には編成番号順に行われましたが、都ナハT6編成については配給輸送の以前に何らかのトラブルがあったのか、都ナハT7編成が先に配給輸送されるということがありましたね。