2023年12月29日

【仕様は1501編成と同様】京浜急行電鉄新1000形1701編成(8両固定編成)が定期営業運転を開始

2023年12月29日、京浜急行電鉄新1000形8両固定編成の最新鋭編成で神奈川新町(KK-34)付近での踏切事故で廃車となった1137編成の代替として製造された1701編成が平日70行路(1705C列車(堀1706→品1807)と1804A列車(久1922←品1816)のみ)より定期営業運転を開始しました。この編成のデビューにより1500形が置き換えられました。
▲新1000形8両固定編成(写真)の22次車の1701編成がついにデビューを果たした。同編成は踏切事故で廃車除籍処分となった1137編成の穴埋めとなっているほか、京浜急行電鉄では最後の界磁チョッパ制御車両(つまり非VVVFインバータ制御車両)であった1500形4両2編成が置き換えられている。
▲置き換えられた1500形は1521編成(写真)と1525編成の2編成。しかも12月28日の平日70行路に充当されていることから、入庫先のファインテック久里浜事業所への回送を兼ねた形となっている。この2編成が正式に廃車除籍処分となると、京浜急行電鉄は全保有車両のVVVFインバータ化100%を達成することに。

新1000形1701編成は同形式8両固定編成で初めてのハイフン付き車番となり(同形式のみでは20次車・21次車の“Le Ciel”と22次車で6両固定編成の1501編成以来)、これと同時に最後まで残っていた1500形界磁チョッパ制御車両2編成を置き換えた形となっています。これは新1000形1701編成が定期営業運転を開始する前日(28日)の平日70行路が偶然にも1500形界磁チョッパ制御車両同士(1521編成+1525編成のペア)の8両で運転されていたことから、この運用が1500形界磁チョッパ制御車両のファインテック久里浜事業所への入場を兼ねた形となっています。1521編成1525編成は廃車除籍処分が予想されており、両編成が廃車となると、京浜急行電鉄の保有車両ではVVVFインバータ化100%を達成することになります。