2023年12月28日、東日本旅客鉄道鶴見線で使用されていた205系1100番台都ナハT11編成(クモハ205-1101以下3両)と都ナハT19編成(クモハ205-1109以下3両)が連結された状態で鎌倉車両センター中原支所から国府津車両センターに自走回送されました。双方の編成ともにドアステッカー類は撤去されています。
▲12月27日の平日11運用に充当されたあとドアステッカー類が撤去され運用離脱となった205系1100番台都ナハT11編成。写真の都ナハT19編成は2023年12月24日の土曜休日09運用に1008列車まで充当され、1009列車からE131系1000番台都ナハT1編成に車両交換される形で運用を離れた。日中時間帯は2編成で運用となるため本数の多い朝夕を中心に狙うとよさそうだ。
▲12月26日の平日11運用に充当されたあとドアステッカー類が撤去され運用離脱となった205系1100番台都ナハT19編成。12月24日には土曜休日09運用に1008列車まで充当され、1009列車からE131系1000番台都ナハT1編成に車両交換される形で運用を離れていた。
どちらもドアステッカー類は撤去されているため、鶴見線の運用を離脱したものとみられ、廃車解体処分に伴う配給輸送の実施までは国府津車両センターに疎開留置されるものと思われます。国府津車両センターには都ナハT18編成がいますので、全体の3分の1が運用を離脱したことになります(残るは6編成)。なお今回は都ナハT11編成と都ナハT19編成が連結した状態で回送されたため、南武線内では南武線に在籍していた同系列1200番台を思わせる6両で走行しました。なお鶴見線向けの205系同士が連結されることはありませんので(南武線支線の1000番台との連結はある)、非常に珍しい光景となっています。どちらの編成も平日11運用で運用されたあと、ぞれぞれ単独で鎌倉車両センター中原支所に自走回送されていました。