2023年10月30日に小田急電鉄大野総合車両所でパンタグラフや空調装置などが撤去されて廃車除籍処分となった小田急電鉄8000形8256F(6両固定編成・2004年度リニューアル車)のうち、上り方のクハ8256・デハ8206が11月10日に車体を分割され大野総合車両所から解体業者へ向けて陸送されました。
▲廃車除籍処分となった8000形8256Fのクハ8256・デハ8206が車体を分割され旅立った。8254Fと同様に西武鉄道への譲渡は無くなった。このうちクハ8256の貫通扉部分や乗務員扉の部品取りは行われなかった。
陸送された2両のうち、クハ8256は貫通扉と乗務員扉がそのままとなっており、部品取りは見送られたものと思われます。また連結器の一部が残った状態で陸送となりました。側面部の車番・ブランドロゴマークはテープで隠されていました。同編成は撮影会当日(10月22日)と単独で江ノ島線シャトル運用とその送り込みなどを兼ねた列車が最後となった28日以外は4両固定編成の8064Fと組まれて運用されていました。そして特別団体専用列車への充当を控えている8061Fの動向が注目されます。
【8000形の在籍状況】※2023年11月10日現在 全体…20編成100両/32編成160両
《4両固定編成》※8061Fはイベント終了後の動向注意
運用中…10編成(40両)
8051F・8053F・8057F・8058F・8059F・8061F・8063F・8064F・8065F・8066F
休車中… 0編成( 0両)
廃車済… 6編成(24両)
8052F・8054F・8055F・8056F・8060F・8062F
《6両固定編成》
運用中… 9編成(54両)
8252F・8253F・8257F・8258F・8260F・8262F・8263F・8265F・8266F
離脱中… 1編成( 6両)
8261F
休車中… 0編成( 0両)
廃車済… 6編成(36両)
8251F・8254F・8256F・8255F・8259F・8264F