2023年11月18日と19日に、退役が迫る小田急電鉄8000形8061F(4両固定編成・2013年度リニューアル車)と12月10日に完全引退予定のロマンスカー“VSE”50000形50001Fを使用した『小田急の白い電車共演!引退間際の50000形VSE&8000形8061編成最後の追いかけっこリレー!』開催に伴う特別団体専用列車が運転されました。
▲同形式でSiCモジュール素子VVVFインバータ制御車両となっている8000形8061F(4両固定編成・2013年度リニューアル車)が追いかけっこリレーの開催に伴う特別団体専用列車でロマンスカー“VSE”50000形50001Fと最後の共演か。同形式より先に廃車除籍処分が予想されている8000形8061Fの動向が気になるところだろう。
▲12月10日に完全引退となるロマンスカー“VSE”50000形50001F。まもなく退役を迎える8000形8061Fとともに待避可能駅での追い抜きや複々線区間での並走などが行われた。この追いかけっこリレーが終わったあとの8000形8061Fの動きを注視する必要があるが、ロマンスカー“VSE”50000形はロマンスカーミュージアムへの保存展示を含めた動きに注意だ。
始発は喜多見検車区最寄りの成城学園前(OH14)、終着は海老名検車区最寄りの海老名(OH32)となり、複々線区間では急行線をロマンスカー“VSE”50000形50001F、緩行線を8000形8061Fが走行する光景が見られたほか、新百合ヶ丘(OH23)・相武台前(OH30)・秦野(OH39)など優等種別列車を待避できる駅では双方の編成を使った追い抜き・追い抜かれのイベントが実施されました。ロマンスカー“VSE”50000形は12月10日の特別団体専用列車を最後に完全引退を迎えますがそれよりも先に廃車除籍処分が予想される8000形8061Fの動きが注目されます。同編成は8261Fと解放されたあと8260Fと組んで運用されていましたが、11月17日の平日E19運用をもってコンビを解消し単独となり、8260Fは相方を8061Fから8064Fに変更したようで18日の土曜休日E20運用から充当されているようです。
ちなみにロマンスカー“VSE”50000形は12月9日に撮影会が予定されており、特別団体専用列車のツアーが取れなかった方は9日の撮影会への参加をお勧めします。