2023年11月29日

【もころん号本格始動】小田急電鉄5000形5055Fの『もころん号』が小田原線・江ノ島線・多摩線で運転を開始

2023年11月29日の平日E62運用(1200レ3579レ)より、小田急電鉄の子育て応援マスコットキャラクターの『もころん』のボディカラーとフォルムのもこもこ感を5000形5055Fの先頭車前面部にラッピングした『もころん号』が定期営業運転に入りました。
▲2020年に就役した2代目5000形で初のラッピング電車『もころん号』となった5055F。今回は子育て応援マスコットキャラクターの『もころん』をクハ5055・クハ5455の運転台にラッピングしている。11月17日の平日E17運用で喜多見検車区に入庫した後、ラッピングを施されて21日に試運転で成城学園前(OH14)~新宿(OH01)間を走行した。
▲スマートフォンなどの『小田急アプリ』では5000形5055Fの『もころん号』の位置を確認できるようになる。なお江ノ島線藤沢(OE13)~片瀬江ノ島(OE16)間に入線するのは夜間の運用後の片瀬江ノ島1番ホーム留置となる回送列車と早朝の同駅発の急行(平日のみ相模大野(OH28)から快速急行となる列車)である(E62運用→E63運用)。

2020年に就役した2代目5000形がラッピング電車に起用されるのは初めてです。クハ5055は朝の空(青色)、クハ5455は夕空(橙色)をイメージした色合いのためにデザインが異なっており、先頭車には『もころん』がラッピングされているほか、運転台にはそのぬいぐるみが配置されています。このラッピング電車の運転に先立って、21日には成城学園前~新宿間をラッピングされた状態で試運転し、カメラを向けた人たちの注目を集めました。この編成はラッピング施工前に17日の平日E17運用で入庫していますので、そのあとにラッピング作業を経て喜多見検車区に留置されていたものと思われます。運転期間は2024年5月頃までですので、ぜひ狙ってみてください。