2023年11月1日に小田急電鉄大野総合車両所を検査出場し、2日の6803レ(平日E13運用)で営業運転に復帰した1000形1093F(10両固定編成)に、アンデス電気株式会社のLED照明と一体化した車内防犯カメラが設置されました。リニューアル完了時には東芝ライテック製のLED照明を搭載していたため、その一部を交換したものと思われます。
▲1000形で初めての設置となったアンデス電気株式会社の車内防犯カメラ。もともとはLED照明と一体化したものとなっているため、東芝ライテック製のLED照明の一部をこれに置き換えたようだ。
▲11月1日に検査出場した際に車内防犯カメラ付きのLED照明に一部が交換された1000形1093F。今度は8000形以外の形式に普及するものと思われる。
1000形はリニューアル更新工事を施工された編成で東芝ライテック製のLED照明が搭載されていましたが、アンデス電気株式会社の車内防犯カメラを設置する関係で、旅客用扉付近の照明の一部を防犯カメラ付きのものに置き換えて千鳥配置にしたものと思われます。1000形での車内防犯カメラ設置は初めてのこととなります。1000形はすでに全編成のリニューアルが完了しており、すべて東芝ライテック製のLED照明となっているため、防犯カメラ設置の際にはアンデス電気株式会社の車内防犯カメラ付きのものに交換されるものと思われます。3000形では一部で車内照明の更新とともに車内防犯カメラ付きのものを設置する動きのようですので、今後も8000形を除く通勤形電車の車内照明の一部が防犯カメラ付きのものに交換されていくものと予想されます。8000形以外で車内防犯カメラが設置されていないのは2000形だけになるでしょうか。
【通勤形電車の車内防犯カメラ設置状況】※新製当初から設置の5000形を除く
《1000形》
1093F
《2000形》
なし
《3000形》※一部“IoTube”
3263F・3265F・3266F・3268F・3656F・3092F
《4000形》
4051F・4052F・4053F・4054F・4055F・4056F・4057F・4058F・4059F・4060F・4064F