2023年11月1日より、東武鉄道南栗橋車両管区春日部支所から同七光台支所へと転属した8000系8111Fが405A列車(七0552→柏0621)より野田線(アーバンパークライン)での営業運転を開始しました。いまだに現役の8000系が多いなかで貴重な原型車両のため当面注目が集まることは必至ですね。
▲アーバンパークライン(野田線)での営業運転を開始した8000系8111F。転属の際に方向幕はアーバンパークライン仕様となり、車端部には現行の優先席ステッカー、クハ8111に女性専用車ステッカーが貼付された。塗装はセイジクリームからツートンカラーに戻っていた。
同編成は2023年9月29日に南栗橋車両管区を検査出場しましたが、塗装は2016年8月からのセイジクリームから約7年ぶりにツートンカラーに変更されたほか、前面部・側面部の種別行先案内表示器がアーバンパークライン仕様に変更され、優先席ステッカーやヘルプマークのステッカー、さらには6号車のクハ8111にはなんと女性専用車ステッカーが貼付されていました。初日は大宮(TD-01)~柏(TD-24)間を普通列車のみで往復する運用となっています。野田線では5両固定編成の新型車両の投入が予定されていますので、8111Fを含めた8000系の動向が注目されています。