2023年11月3日

【4番ホーム以外で変更】小田急電鉄相模大野(OH28)の6両・8両停止位置がホームドア設置関連で変更に

2023年11月3日より、小田急電鉄小田原線と江ノ島線が交わる相模大野(OH28)で1番ホームに発着する6両固定編成、2番ホームと3番ホームに発着する6両固定編成および8両固定編成で運転される全列車の停止位置が変更されています。同駅へのロマンスカー発着に対応するホームドアを設置することに関連する変更とみられます。
▲停止位置変更前の相模大野2番ホームで江ノ島線直通の快速急行と接続するため小休止する3000形3264F(日本車両製造3次車・6両固定編成、現在リニューアル更新工事で入場中)。写真右側をよく見てみると旅客用扉部分がホームドアの土台部分(準備工事中)と被っているところがあるのがわかる。

相模大野の列車停車位置が変更されたのは3000形・8000形6両固定編成と2000形・3000形8両固定編成(場合により1000形4両+4両)で運転される全列車で、1番ホームでは3000形・8000形6両固定編成の江ノ島線各駅停車、2番ホームと3番ホームでは3000形・8000形6両固定編成の小田原線急行(新松田(OH41)以西は各駅停車)と江ノ島線からの一部相模大野終着列車(3番ホームのみ)、2000形・3000形8両固定編成(まれに1000形4両+4両)の各駅停車の停止位置がホームドア設置対応時の位置に変更されています。新たな停止位置として6両固定編成ではホームの中央、つまり黄色い点字ブロックがホームのさらに内側寄りに偏っている部分を参考基準に各ホームの両端2両分に停止しないような位置となっており、下り列車基準では1両分上り方にずれることになります。このため6両固定編成の両先頭車がエレベーター付近と待合室付近となります。8両固定編成では各ホームの上り方2両分に停止しない位置となり、下り列車基準で10両編成の停止位置、上り列車基準で6両固定編成と同じ停止位置となります。

こうなると相模大野に停車する一部の有料特急ロマンスカー(6両固定編成単独で運用される列車、例えば『ふじさん』など)の停止位置も変更されている可能性があります。6両および8両の列車に乗車する際には乗車位置に十分気をつけてください。6日には相模大野での停止位置変更後初の平日ダイヤになります。混乱が生じないといいのですが…。