2023年11月1日から舞浜ディズニーリゾートラインのリゾートゲートウェイ・ステーションで初代車両の“Type X”10形の進行方向の先頭車をカットモデルにして展示した『Enjoy the ride! Resort Liner』が開催されています。
▲『Enjoy the ride! Resort Liner』の展示車両となった“Type X”10形11号編成(ブルー)。展望席と運転台を備える11号車がカットモデルとなっている。なおこの編成は現在『トイ・ストーリー ライナー』(ただし運転時刻は非公表)となっている“Type C”100形131号編成(ブルー)に2022年に置き換えられ廃車除籍処分となった。
▲最後の“Type X”10形となった41号編成(グリーン)。2023年3月末まで『リーナ・ベル』の車内装飾で運転された31号編成(パープル)が廃車除籍処分となり、最後の1編成となった。このため11月から運転時刻が公表されている。現行の“Type C”100形ではなく、敢えて最後の“Type X”10形を堪能したい方は運転時刻を調べておくとよい。
『Enjoy the ride! Resort Liner』の展示車両となったのは登場当初から2022年まで約21年にわたって実際に運用されていた“Type X”10形11号編成(ブルー)の進行方向先頭車である11号車であり、旅客用扉(1号車1番ドア)付近から展望席および運転台部分がカットモデルとして設置されました。ミッキーマウスの形をした吊革がフォトスポットとなっているほか、展望席前方右側には運転台が収められていますので、運転席での特別体験ができる場合があります。この特別展示は2024年9月1日までとなっています。
となると最後の“Type X”10形41号編成の運用は来夏までと予想されます。なお11月からは同編成の運転時刻が新たに公表されています。また2024年9月にすべてのリゾートラインが“Type C”100形での運転となることが明らかになりました。リゾートライン開業時から使用された”Type X”10形の惜別を込めて、リゾートライン乗車前にこの特別展示をご覧になってはいかがでしょうか。なおこの展示スペースは東日本旅客鉄道京葉線の舞浜(JE-07)に至近の、東京ディズニーランド・ステーション寄りの改札口を入場してから上りの階段・エスカレーター付近までまっすぐに奥へ進むとあります。
すでに“Type C”100形151号編成(グリーン)がすでに納車済みであり、いずれは試運転を行うことが予想されています。