2023年11月21日

【5000形で初ラッピング】小田急電鉄5000形5055Fが『もころん号』として運転へ

2023年11月21日、小田急電鉄が同年11月29日から2024年5月頃まで、同社子育て応援担当マスコットキャラクターの『もころん』のボディカラーとフォルムのもこもこ感のイメージを5000形の先頭車前面部にラッピングし、10号車(クハ5050)に朝の空、1号車(クハ5450)に夕空のデザインとした『もころん号』を運転することを発表しました。
▲2020年に就役した2代目5000形で初めてのラッピング電車が『もころん号』となった。11月17日の平日E17運用で喜多見検車区に入庫していた5055Fが起用される。なお『小田急アプリ』で5055Fの『もころん号』の位置を確認できるようになる。

2020年に就役した2代目5000形が先頭車のみですがラッピング電車に起用されるのは初めてのこととなります。今回の『もころん号』は1号車に施された先頭車ラッピングの状況から、11月17日の平日E17運用をもって喜多見検車区に入庫し、留置されていた5000形5055Fが起用されるようです。なおラッピングが施工されるのは先頭車の運転席周辺のみで、クハ5055・クハ5455の運転台には『もころん』のぬいぐるみが配置されます。なおクハ5055は朝の空、クハ5455は夕空をイメージするため、先頭車で色が異なるデザインとなります。『もころん』は小田急電鉄の子育て応援マスコットとしてデビューし、11月11日と12日にはロマンスカー“VSE”50000形50001Fを特別団体専用列車で走らせたあと多摩線唐木田(OT07)1番ホームに留置した際には『もころん』が登場しました。

『もころん号』としての最初の運用は喜多見検車区出庫のE運用になりそうでしょうか。小田原線・江ノ島線・多摩線の全線で運用され、基本的には10両編成のE運用に充当される見通しです(ただし代走で新宿(OH01)発着メインのC運用に入ることもある)。