2023年11月1日

【踊り子用ではレアかも】東日本旅客鉄道E257系2000番台、団体専用列車で常磐線・横須賀線を自走

2023年10月28日、東日本旅客鉄道E257系2000番台都オオNA-01編成(クハE257-2101以下9両)が常磐線我孫子(JJ-08)~横須賀線鎌倉(JO-07)間で運転された団体専用列車に充当され、常磐線と横須賀線を自走しました。E257系2000番台が常磐線と横須賀線を自走するのは珍しいことです。
▲本来の団体専用列車は波動輸送向けE257系5000番台が充当されることが多いが、1編成が特急『かいじ』に使用された関係からか、今回は『湘南』・『踊り子』に使用される同系列2000番台が充当された。東海道線の臨時特急『えぼし』に平日ダイヤでは5000番台に対し土曜休日ダイヤでは2000番台が使用された事例がある。

編成の向きは大宮総合車両センター東大宮センターから武蔵野線経由で送り込まれた関係か貫通形先頭車のクハE257-2101が下り方、非貫通形先頭車クハE256-2101が上り方となり、東海道線内基準で見ると通常とは逆向きでの走行となりました。なお鎌倉到着後は回送列車として鎌倉~横須賀(JO-03)間も走行しています。団体専用列車にE257系2000番台が充当されるのは珍しいことなのではないでしょうか。土曜休日ともなるとE257系5000番台が臨時の特急列車に充当される機会が増えることから、3編成のみの5000番台よりも数に余裕のある2000番台を充当させたものと思われます。団体専用列車に充当となると、E257系5000番台や5500番台のイメージが強いかと思いますが、今後はE257系2000番台の充当もあり得ることを考慮したほうがいいですね。