2023年11月11日頃より、京浜急行電鉄でタブレット端末を用いた車内自動放送の本格使用を開始したようです。これまではほとんどが車掌による肉声放送を実施してきましたので、11月25日のダイヤ改正に備えた導入と思われます。
▲11月25日に迫るダイヤ改正に備えて、タブレット端末を用いた車内自動放送の使用を開始した京浜急行電鉄。これまで自動放送はマナー啓発などごく一部であったが、乗り入れ車種でもタブレットの使用で自動放送が流れるようになった。どうやら本格使用開始となったか。
▲東京都交通局5300形の時には実現しなかった自動放送が東京都交通局や京成電鉄などの乗り入れ車両でも流れるようになっている。
車内自動放送はこれまで優先席のお知らせや一部主要駅での英語案内のみの状態でしたが、タブレットを使用して種別や行先、通過駅の案内などが入っており、本格的なタブレットでの自動放送使用が開始されたものと思われます。これまでに車掌の肉声放送が中心となってきた京浜急行電鉄に、本格的な自動放送が導入されたことで負担の軽減は間違いないですが新人の車掌が乗務している場合などはタブレットの自動放送が流れない場合があります。
今回のダイヤ改正では『エアポート急行』が『急行』に改称されることに伴うもので、羽田空港第1・第2ターミナル(KK-17)へ行かない列車もあるためとみられます。