2021年6月17日

【クハE531形は9のまま】東日本旅客鉄道E531系0番台水カツK417編成、制御装置を更新し営業運転に

2021年3月25日の東日本旅客鉄道常磐線の土浦~神立間で1269M列車(勝2453←品2234)で運用中に衝突事故に巻き込まれたあとに先頭車1両を差し替え、制御装置更新工事を受けたE531系0番台水カツK417編成(クハE531-9以下10両)が6月16日の1148M列車(勝0653→品0922)から営業運転に復帰しました。
▲E531系0番台水カツK417編成が衝突事故を乗り越え、制御装置を更新して営業運転に復帰した。なお衝突事故で被災したクハE531-17の代替として元水カツK409編成から供出されたクハE531-9が組み込まれている。

組成は4月に制御装置更新工事施工のために入場した時と同じで、元水カツK409編成に組み込まれていたクハE531-9をいわき・原ノ町寄り先頭車として連結しています。このためクハE531-9+サハE531-2006+モハE531-2017+モハE530-2017+サハE531-2015+サロE531-12+サロE530-12+モハE531-1017+モハE530-17+クハE530-17の組成となっています。制御装置の更新に合わせてドアエンジンも更新されており、クハE531-9も同様です。このため先頭車を供出した元水カツK409編成の9両は勝田車両センターで引き続き留置が続いているものと思われます。