2025年2月20日

【また1本基本編成が】東日本旅客鉄道E217系都クラY-37編成が長野総合車両センターに配給輸送される

2025年2月20日、東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属のE217系都クラY-37編成(クハE217-37以下11両)が新潟車両センター所属のEF64形1030号機の牽引で所属先から南武線経由で長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車解体処分と思われます。
▲E217系都クラY-37編成がEF64形1030号機に導かれて帰らぬ旅へ。いよいよE217系の置き換えが完了に近づこうとしている。
▲今回も牽引を担当したEF64形1030号機。E217系の配給輸送、最後までこの電気機関車が活躍するかも。

配給輸送された都クラY-37編成は1998年度前半に製造された6次車の最後にあたり、約27年間の活躍でした。この系列は2025年3月のダイヤ改正で運用離脱と予想され、早めの記録を推奨します。なお同編成はグリーン車以外は現在の総合車両製作所新津事業所(旧新津車両製作所)で製造されていました。グリーン車は新津事業所では製造していないため、現在の総合車両製作所横浜事業所(旧東急車輛製造)で製造されたグリーン車(サロE217-37+サロE216-37)を連結していました。E217系の最後の編成が退役となるとき、復刻塗装編成のようなトラブルになることは想像がつきそうですね…。