2025年2月26日

【“みまモニ”搭載車が現る】東武鉄道80000系81504F・81505Fが南栗橋車両管区へ甲種輸送される

2025年2月25日、近畿車輛製造で製造された東武鉄道野田線(アーバンパークライン)向けの5両固定編成の新型車両80000系81504F81505Fが南栗橋車両管区(配置は七光台支所)に向けて甲種輸送されています。
▲5両固定編成の80000系の甲種輸送が再び実施され、ついに5編成となった。全車新製車両はあと2編成となっており、残るは5両中4両を新製したうえで、60000系の中間付随車1両を転用して組み込まれる。今回出場した80000系のうち、サハ83504・サハ83505には『みまモニ』と称された車両が連結されており、検測装置が搭載されている。

2024年度新製の80000系の最後となる2編成(10両)で、所定の5編成が揃いました。編成はクハ81504+モハ82504+サハ83504+モハ84504+クハ85504から成る81504Fと、クハ81505+モハ82502+サハ83505+モハ84505+クハ85505から成る81505Fとなります。このうち、3号車のサハ83504・サハ83505の屋根上に架線・信号・軌道・地上子などを検測する装置を備えており、サハ83504は床下機器の線路設備モニタリング装置などが本設置とされており、サハ83505は準備工事にとどまっていますが、小田急電鉄5000形5063F5064Fのようにこれらの機器が搭載ができるようになっています。3号車に検測装置などを備えたことにより、一部側面窓がなくなっており、編成内に洋式トイレが設置されているかのように見えますが、その部分に虫眼鏡を模した『みまモニ』と書かれたステッカーが貼付されており、東日本旅客鉄道E131系の線路モニタリング装置搭載編成のようにその当該部分にも機器が搭載されているものと思われます。小田急電鉄5000形のようにこの2編成が検測機能を備えたことで、営業運転を行いながら検測が可能になるものとみられます。