2025年2月17日、西武鉄道新宿線・拝島線系統などで活躍した2000系2083F(8両固定編成)が小手指車両基地から横瀬車両基地へ自走回送されました。廃車解体処分のためと思われます。
▲新宿線・拝島線系統で活躍していた2000系2083Fが旅立った。すでに小手指車両基地に40000系8両固定編成の48152Fが納車されており、これに置き換えられた可能性がある。.JPG)
▲西武鉄道8000系8103F(元小田急電鉄8000形8261F)は今後玉川上水車両基地への出入庫で入線するかもしれない新宿線・拝島線と、今後入線しないであろう多摩湖線を試運転で走行した。なお先頭車の台車の一部がPQ軸となっている、何らかのデータ測定があったか。
2000系2083Fは新製配置が小手指車両基地(池袋線系統)で、そのあと30000系の増備などにより南入曽車両基地(新宿線系統)に移り、それ以降は貸出時を除き、新宿線系統での運用が行われ、私も数える程度ですが何度か乗った記憶があります。小手指車両基地で空調装置の交換を実施していたことから、全車両が解体処分になるものと思われます。なおこの編成の廃車除籍処分の穴埋めとして2089Fが転入しており、池袋線系統から2000系を撤退させて、新宿線系統に集約させる狙いがあるものと思われます(玉突きで廃車となった編成がいる)。また新宿線系統では国分寺線専任になるであろう8000系8103Fの試運転が20日に実施され、新宿線や拝島線のほか、多摩湖線を走行しました。拝島線玉川上水(SS-33)~拝島(SS-36)間と多摩湖線は初入線となったようで、先頭車にPQ軸を取り付けられた経緯から、何らかの測定などデータ収集が行われたものと思われます。なお8000系の所属は新宿線で運用されないことを考慮すると玉川上水車両基地になるものと思われます。5月に就役する8000系の活躍が楽しみですね。