2025年2月8日、小田急電鉄3000形3271F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)の3号車(サハ3371)の2番ドア山側のドアステッカーにまさかの異変が起きています。まず私が実際に確認したときの写真をご覧いただきたいと思います。(1).jpg)
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▲写真は3000形3271F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)の3号車(サハ3371・子育て応援車両)の山側の一部である。今回はドアステッカーにご注目いただきたい。.JPG)
▲3000形リニューアル車両のドアステッカーは人差し指が戸袋部分を指している(写真は3265Fのもの)。
私はこの日に東京都渋谷区方面に出かけるため小田原線を伊勢原(OH36)からロマンスカーに乗車することとなり、それを待っていた時のことでした。1021レ(土曜休日A17運用)で下り2番ホームに入線した3000形3271Fですが、ちょうど近くにドアステッカーに違和感のある車両が停車し、他のドアと見比べたときに違和感を覚え、当該ドア部分を記録したところ、ドアステッカーが本来とは逆になっていることに気づきました。なおドアステッカーは通常人差し指が戸袋部分を指しているのが正しいものとなっています。
▲リニューアル車両となっている3000形3271F。出会えたら3号車2番ドア山側にご注目。
3000形2次車で採用されたドアステッカーはリニューアルの有無に関係なく9000形を除いた通勤形形式に波及し(のちに英語表記仕様になる前の3000形1次車でも交換)、以前の青地をベースとしたデザインのドアステッカーは3000形1次車で採用されていたものも含めて消滅しています。なお3000形3次車以降の6両固定編成(当時リニューアル前)と、10両固定編成の3093Fはドアステッカーがドラえもんとドラミの仕様だったことがありました(現在では5000形5055Fの『もころん号』が『もころん』仕様のドアステッカーとなっている)。まさか令和になってドアステッカーのエラーを見つけてしまうとは…。