2025年2月21日

【最後の旅路へ】東海旅客鉄道923形0番台『ドクターイエロー』幹トウT4編成が浜松工場に自走回送される

2025年2月20日、東海旅客鉄道923形0番台『ドクターイエロー』の幹トウT4編成が所属先から浜松工場へと自走回送されました。廃車除籍処分のためと思われ、愛知県名古屋市の『リニア・鉄道館』に保存展示される7号車の923-7以外は解体となる見込みです。
▲2001年の登場から約24年間、東海道新幹線の安心安全な運行を続けるための大きな役割を果たした923形0番台 『ドクターイエロー』の幹トウT4編成が旅立った。西日本旅客鉄道の923形3000番台幹ハカT5編成が0番台幹トウT4編成の後を継ぐ形となっているが、同編成も2027年以降に引退となる。
▲『ドクターイエロー』は923形3000番台の1編成が残っている。あと2年ほどは幹ハカT5編成の検測運転が見られる。

923形0番台『ドクターイエロー』は700系をベースとした7両固定編成で東海旅客鉄道保有の編成が1月29日の検測運転をもって検測運転を終了していました。西日本旅客鉄道保有の幹ハカT5編成は引き続き使用されますが、同編成についても2027年までに退役が決まっています。今回の回送で自走する姿は最後となり、『リニア・鉄道館』に保存展示される7号車の923-7を残して解体処分になるものと思われます。せめて浜松工場内に1号車の923-1を保存できないものでしょうか…。