2024年10月12日から、小田急電鉄大野総合車両所にリニューアル更新工事のため入場している3000形3272F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)ですが、2025年1月30日に下り方の3両が、2月4日に上り方3両の構内入換が実施され、姿を見せています。旅客用扉は未交換の状態となっています。
▲リニューアル更新工事施工前の3000形3272F。これで2024年度3編成目のリニューアル車両となった。来年度も3編成の施工となれば、同形式の5次車はロイヤルブルー帯を持つ3270Fは外せないかも(ロイヤルブルー帯自体は5次車の3658Fでも存在)。.JPG)
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▲2024年度最初にリニューアル更新工事を施工された3000形3269F。今年度最初の施工とあって旅客用扉は3265F・3267Fと同じものに交換済みだ。
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▲2024年度で2編成目にリニューアル更新工事を施工された3000形3271F。この編成では旅客用扉の交換は省略されている。なお入場前にはロイヤルブルー帯のままであったため、インペリアルブルー帯に変更されている。
3000形6両固定編成のリニューアル更新工事は2024年度も3編成18両の施工となり、3272Fで今年度3編成目となりそうです。これにより6両固定編成の5次車でのリニューアル更新工事未施工は3270Fだけということになります(今年度は5次車の3編成に施工されたことに)。今回の3272Fでも3271Fと同様に旅客用扉の交換を省略してリニューアル更新工事を受けたことになりそうです。検査入場が控えていますので、運用復帰は検査出場後の見通しです。今回リニューアル更新工事を受けた3272Fは旧川崎重工業製造5次車の最後の編成ですので、この次の対象になるであろう3270Fが注目を集めそうです。
【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年2月6日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F・3264F・3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F・3271F
《現在入場中》1編成( 6両)
3272F
《現在未施工》6編成(36両)
3270F・3273F・3274F・3275F・3276F・3277F