2025年2月13日、総合車両製作所新津事業所(グリーン車2両のみ横浜事業所)で製造された東日本旅客鉄道鎌倉車両センター所属となるE235系1000番台都クラF-48編成(クハE235-1048以下11両)の鎌倉車両センターに配属するため配給輸送されました。.JPG)
▲E235系1000番台都クラF-48編成が鎌倉車両センターに配属となるための配給輸送が実施された。基本編成で残るは都クラF-49編成のみとなっている。基本編成・付属編成はともに予定数よりも2編成分の減少となりそうか。
今回輸送された都クラF-48編成は成田空港第1ターミナル(JO-37)寄りからクハE235-1048+モハE235-1048+モハE234-1048+サハE235-1048+モハE235-1248+モハE234-1248+サロE235-1048+サロE234-1048+モハE235-1348+モハE234-1348+クハE234-1048と組成され、新潟県内を含む北陸地方での大雪の影響から床下機器部分が雪に覆われた状態で輸送されました。なおこの1週間以上前に配給輸送された付属編成の都クラJ-43編成は定期営業運転を開始しており、E235系1000番台の増備完了が確実に近づいてきました。横須賀線・総武快速線のすべての列車が2025年3月15日からE235系1000番台に統一されるものと見込まれています。編成中央にはE235系1000番台の2階建てグリーン車両の最後の甲種輸送となった4両のうち、2両が連結されています。都クラF-14編成・都クラJ-14編成から長らく続くコストカット仕様で非常用通報装置のステッカー変更後の仕様となっています。基本編成は都クラF-49編成を残すのみとなっています。
これと入れ替わりに2月12日にE217系都クラY-129編成が長野総合車両センターに配給輸送され、こちらは廃車除籍処分となる見込みです。細々と活躍が続くE217系ですが、復刻塗装のトラブルの影響から、ひっそりと運用を終える可能性があるかもしれません。