2025年2月12日の平日A30運用(5102レ~1052レ・5315レ~5325レ)を最後に営業運転を離れた小田急電鉄3000形3270F(旧川崎重工業5次車・6両固定編成)ですが、13日に大野総合車両所構内で座席が取り外され、14日と15日に3両ずつに分割され入場したようです。2025年度の施工対象となりうるリニューアル更新工事施工に向けた動きと思われます。.JPG)
▲2月12日の平日A30運用で大野総合車両所に入庫、翌13日は定期運用に一切入らなかった3000形3270F。パンタグラフが下ろされていて、座席の撤去作業が実施されていた。そのあと編成分割ののち、入場した。2025年度分のリニューアル更新工事施工となりそうか。.JPG)
▲3000形3270Fは5次車唯一の非リニューアル車両、同形式6両固定編成で唯一のロイヤルブルーをまとう編成でもあった。ロイヤルブルーの3000形は8両固定編成4編成(3651F・3652F・3653F・3658F)、10両固定編成5編成(3091F・3092F・3093F・3094F・3095F)が残っている。.JPG)
▲2024年度の3000形のリニューアルは5次車の3編成(3269F・3271F・3272F)となり、この次の3270Fに施工されれば、2025年度施工の対象扱いになりそうだ。同形式の6両固定編成のロイヤルブルーと5次車の非リニューアル車は消滅が予想される。
3000形6両固定編成の3次車以降はリニューアル更新工事が進められ、3次車・4次車で完了しており、5次車は今回動きのあった3270F以外に施工されました。この編成は5次車最後のリニューアル未施工編成で、6両固定編成で唯一ロイヤルブルーを維持していましたが、今回の入場で3000形6両固定編成のロイヤルブルー、5次車の非リニューアル車両は消滅となる見込みです。なおロイヤルブルー自体は8両固定編成、10両固定編成の合計で9編成残っているため、これらの編成が帯変更の動きをしない限り、ロイヤルブルーは残るものと思われます。
【3000形6両固定編成リニューアル状況】※1次車・2次車除く・2025年2月16日現在
《2022年度》3編成(18両)
3265F・3266F・3268F
《2023年度》3編成(18両)
3263F・3264F・3267F
《2024年度》2編成(12両)
3269F・3271F
《現在入場中》2編成(12両) ※3272Fは検査入場中
3270F・3272F
《現在未施工》5編成(30両)
3273F・3274F・3275F・3276F・3277F