2025年2月10日

【1066Fと同じ外観に】小田急電鉄1000形1065F(4両固定編成)、ワンマン運転対応車両として運用復帰

2025年2月9日の6827レ(小2402←伊2327・土曜休日111運用)より、小田急電鉄1000形の小田急箱根鉄道専任編成の1065F(4両固定編成)がワンマン運転対応車両として運用復帰を果たし、翌10日の平日112運用から小田急箱根鉄道終日運用に入りました。
▲小田急箱根鉄道区間のワンマン運転に対応する改造工事が実施され、電気連結器の撤去や車体側面に乗降安全確認カメラが設置された1000形1065Fが運用復帰となった。残る2編成(1063F1064F)にも改造工事が実施される可能性があり、動きには要注意だ。
▲ワンマン運転対応改造工事によって電気連結器が撤去、スカートが改造されて1000形10両固定編成と同じ外観となった1066F。ただし号車番号は1号車~4号車となっておらず、これまでの4両固定編成と同じく7号車~10号車となっている。
▲車体側面上部に設置された乗降安全確認カメラ。ワンマン運転を実施する際には運転士がそのカメラで映し出される乗降確認のモニターで確認して旅客用扉の開閉を実施する。
▲1000形のフルカラーLED式の種別行先案内表示器。現在表示中の『各駅停車』がいずれは『ワンマン』に切り替わるのだろうか。

1000形1065Fは乗り入れ先路線での運用がある4000形以外の通勤形電車では通算2編成目となるワンマン運転対応車両で、同形式の“ブツ8”の運用(4両+4両)を考慮して残されていた電気連結器を撤去し、車体側面部に新たに乗降安全確認カメラを設置するなど、ワンマン運転対応の準備が進められていました。今後は1063F1064Fの動向が注目されることになります。1000形1066Fはリニューアルから約10年で電気連結器が撤去されたのに対して、1000形1065Fは約4年で電気連結器が撤去されたことになります。

【小田急電鉄1000形のワンマン運転対応状況】※小田急箱根鉄道専任編成のみ
《ワンマン非対応》4両固定編成2編成(  8両) 1063F1064F
《ワンマン対応済》4両固定編成2編成(  8両) 1065F1066F